2004年02月14日(土) |
Valentine's Day |
日本を離れて5日。 出発の日の朝、彼はメールをくれたけれど わたしはまだ、ただいまのメールを送れずにいる。
この5日間、たくさんの恋人同士を目にしてきた。 さみしくもあり、うらやましくもあり。
でも、その恋人たちのように 彼と寄り添って歩く自分自身を想像することができなかった。 むしろ彼ではなく、あの人の隣りで笑うことのほうが自然に思えた。 日本を発つ直前にきいたあの人の声。
わたしは彼の声に惹かれない。 あの人の声はこんなにもわたしを穏やかにさせるのに。
Valentine's Dayの今日。 彼はわたしの帰りを待ってくれていると思う。
今日がValentine's Dayであることを忘れようとしている自分がいる。
|