独り言をつらつらと | old day days list new day |
だっておんなのこだもの。→→→2003年07月29日(火) 引越しの準備をしていると これ着た事ねぇべや!て服とか靴下とか下着が掘り出されてきた。 特に下着と靴下。 洋服を積めてる時に、買ったけど着た事無いパンツが5枚くらい出てきた。 どうやら、新しいの買った後に大事に奥の方にしまっていたらすっかり忘れてて また『下着が少ない』と思って買って、また奥の方にしまって…。 必死になって探してた靴下も、その奥底で埋もれてた。 そのまた奥底には、くたびれたブラがでてきた。 もっと奥底には、3、4歳の頃の写真が大量に入ったクッキーの空き缶が入ってた。 幼い頃に雑誌を見て大人柄のノースリーブや下着を見て 【こんなの、自分はいつ着るんだろう。ひょっとして胸もぺったんこのまま、 ブラなんてしないまま生きていくんじゃないか】と思っていた。 それから何年も流れ、 気付いたら昨日宇宙百貨で可愛かったからってスリップとパンツのセットを買ってた。 地元のショッピングセンターで買う服や下着は無地が多く それを選ぶ自分も、無地を好んで買っていた。 柄のものはどうやって着こなせば良いかわからず 可笑しな柄なんじゃないかと不安になるより、無地のほうがいいと思っていた。 ただ、私の母は柄物が好きで。その影響を受けだしたのは、 小学校に履いていく靴下が日々派手なものになってきた頃だった。 周りの友達は白を履いていたが、自分は白い靴下を履いた事はなかった。 青色にカラフルな星がびっしりプリントされた靴下や、赤と黒のチェックとか。 そのうち、運動靴まで緑が好きだからって 真緑のニューバランスの靴を履いて登校していた。 中学に入ると指定のローファーと靴下が用意されていた。 そのうち、スカートを短くするために細いベルトが流行りだし 青のラメのベルトを使って、校則に引っかかるため少しだけ短くしていた。 それでも伸びをしたらベルトがチラッと見えてしまい怒られてしまう為 自分だけサスペンダーを使ってスカートを上げていた。 着るものや下着を買う時に、目立つようなものを買うようになったのは 東京に来てからだった。 服飾の学校の入学式には、青いモヒカンや赤いボンテージを履く子がいた。 常識的にスーツを着て行った式では目立たないと思い 少しでも人とは違う格好が、自分の周りの社会では当然だった。 でも、それに流されてはいけない。 あくまでも、自分のセンスと個性を問われる場所だった。 自分のセンスは『見えない部分も自分らしく、同じ物でも手を加える』 それでできたのは、持っていたジーンズを漂白して色を飛ばしたあのジーンズだった。 今ではこうしてバックになってしまったけど。 あのジーンズをはいて学校に行ったりライブに行ったりしていたおかげで 私の印象はついてくれたと思う。 洋服や身に着けるものは、その人の人柄や性格がよくでるものだと思う。 今、自分の服装は柄物が多くなっている。 別にわざわざ『こんなのを着ていた方がキャラ的においしい』って考えなくても 自然と、着物柄のスリップ&パンツ(しかもヒモパン)のセットに手が伸びる。 アメコミブリーフもそう。下着どうせ見せないんだから、 だったらかっこいいの着なきゃ。女としてもったいない気がする。 人生は一度きりなんだから 少し派手だと思っても、後は自分のセンスを信じて買ってしまえと。 そして今、ジーンズばかり履いて男の子っぽい感じだった自分の服に 重ね着するキャミソールやタンクトップ、ワンピースなど、 女の子らしい小物が増えてきた。 時が流れ流行りと共に、私の服の趣味も少しずつ変化しているんだ。 小さい頃、なんであんなに悩んでいたのかが不思議なくらいだ。 |
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