昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2004年12月26日(日) |
ここから加速度がつくのだ |
午前8時起床。日曜日だけど、年末の変則日程でゴミ回収日に当たっているので、生ゴミを出す。日記をつけて新聞を読んでから、トマトジュースが余ってたので、「ビッグイシュー」で枝元なほみが紹介してた「トマトの即席リゾット」なるものを作ってみる。美味しかったけれど、調子にのってタバスコを入れすぎたため非常に辛い。口がヒーヒーする。何事もやりすぎはよくないですな。
Tが洋服を買いに行くというのに付き合って、昼から天王寺に行った。なぜ天王寺なのかわからんが、Tが強行に「天王寺で服を買う」と言い張るので黙ってついていく。私は自分に経済制裁を発動してるので、何も買わず見ているだけ。でも幸いにも、これといって欲しいものがなかった。 天王寺では服を見ただけで、難波までフラフラと散歩した。難波までの道では、四天王寺あたりはお寺が多く静かで、どこからともなくお線香の匂いが漂ってきたりして落ち着いた街並が好きなのであるが、日本橋の電気屋街に差し掛かると途端に気分が悪くなる。車や人が多いこともあるが、ここらへんにウロウロしている人は、総体的に服の趣味が悪くて、すれ違う人を見ていて何かウンザリしてしまう。いや、服の趣味というか、色づかいがオカシイのだ、みんなドブ川色の服を着てるもんな。だから街の色までくすむのだ、たぶん。
南海古書センターで古本文庫を2冊購入。マッカラーズ「針のない時計」を発見。白血病で余命いくばくもない薬剤師の話、らしい。どうも景気の悪い内容で気がすすまないけれど、買っておく。100円だし。田村隆一も250円で購入。 それから道具屋筋に入って、念願の「やっとこ鍋・23cm」を購入した。「やっとこ鍋」というのは、取っ手のない雪平鍋みたいなやつ。「ル・クルーゼ」の鍋もいいけど、居酒屋のオッサン店主がガンガン使っているようなこの鍋もなかなか格好いいのだ。使いやすいしね。 その後ジュンクで本を見る。いろいろ欲しいがグッと我慢。「一冊の本」だけもらう。Tは「ロック画報」を買っていた。
はり重でごはんを食べて帰宅。宅配野菜も届いていた。年内最終配達分。ホウレンソウと大根菜を茹でて、それぞれ冷凍しておく。それから明日の朝のために、ジャガイモとセロリのスープを作った。 夜はチラシの整理。来年、公開されたら真っ先に観たい映画をリストアップする。「きみに読む物語」「オランダの光」「ニワトリはハダシだ」、それから金井美恵子が日本公開されるかどうか心配だ、と書いていたソクーロフの「ヒロヒト」。イッセー尾形が昭和天皇役らしい。頼むから公開してくれ!天に祈る。
・購入物:カーソン・マッカラーズ「針のない時計」(講談社文庫) 田村隆一「インド酔夢行」(集英社文庫)
・朝、昼兼用食:トマトの即席リゾット、スクランブルエッグ、珈琲 夕食:外食、はり重にて、トンカツカレー
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