昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年12月27日(月) 掘っても掘っても何も出てこず

 午前6時半起床。朝刊でスマトラ沖の大地震のことを知る。ストーブの前にチンと座って新聞を熟読してしまい、気がついたら7時をとっくにまわってて焦った。
 今年の仕事も今日と明日の二日間。そんな気全然しないけど、もうすぐ今年も終わるんだなあ、と思う。

 昼休みにIちゃんより、クリスマスの報告をうける。特に所望したわけでもないのだが、進んで話してくれるのでウンウンと聞く。これからも毎年二人きりでクリスマスを過ごしたいね(なんかこれ、書いてるだけでも恥ずかしいわ)、と男から言われたそうで、これってプロポーズでしょうかね、とIちゃんは少々興奮気味であった。さあーどうだかねー、と答えておく。ムードに酔ってつまらんことを言う男は困ったものだ。
 Nさんに、お客さんにもらったというビール券を半分わけてもらう。5枚もらったので、ビール大瓶10本分が買える。感謝感謝。それから、ちょっと遅れたけれどクリスマスプレゼントです、と言って、Mさんが籠に入った薄いピンクのシクラメンをくれた。花はちょっと苦手なのだけれど、ありがたくいただく。Mさんは折に触れて何かをくれるので、どうも申し訳ないみたいだ。

 シクラメンをぶらさげて、帰りに梅田大丸の古本市をのぞいた。大丸の古本市とは相性が悪いのか、今までこれといったものに出会えたことがないので最初から期待薄であったが、今年もやっぱりなーんにも買うことが出来なかった。売れないクズの寄せ集め、という感じだ。どうせないだろ、と思うから余計に目が棚の前をすべっていくようで、気合が入らない。結局20分くらいで切り上げてしまった。根性なしだ。
 そのまま帰るのもしゃくなので、自転車を取りに行きがてら第3ビルの古本屋さんに寄って、文庫本を2冊買った。どちらも300円前後。竹西寛子は随分揃ったなあ、あとは読むだけだなあ、と考えつつ、京橋のモールに寄って帰る。ポイントカードを作ってから京阪モールで買い物をすることが多くなった。でもポイントは遅々としてたまらない。

 夜、ローラ・ニーロを聴きながら本棚を眺めていて、突発的に読みたくなって夏目漱石「虞美人草」をひろげる。3度目くらいかな。甲野と宗近が比叡山に登る冒頭の章を読んで、比叡山から下にひろがる琵琶湖を見たくなった。お正月休みに行けたらいいな、と漠然と思う。

・購入物:三浦哲郎「拳銃と十五の短篇」(講談社文芸文庫)
     竹西寛子「春・花の下」(講談社文芸文庫)  古書

・朝食:ジャガイモとセロリのスープ、バケット、珈琲、バナナ
 昼食:お弁当(ホウレンソウと揚げの甘辛いため、卵焼き、梅干カツオ、ごはん)
 夕食:肉じゃが、豆腐と大根菜の味噌汁、鶏ナンコツの唐揚げ(京橋のモールで買った)、麦酒、ごはん


フクダ |MAIL

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