昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年12月28日(火) こんなふうに暮れてゆく

 午前7時40分起床。あーまたやっちゃった、寝坊。いくらなんでも7時40分は遅すぎる。お弁当にゆで卵を作ったが、茹で時間が足らなくて黄身が超レアな仕上がりであった。最後の最後に失敗作。
 バタバタ支度して出かける。いつもは競輪場のように抜きつ抜かれつ、デッドヒートな通勤路であるが、今日はグッと自転車の数が少なくて、年末という感じである。グイグイ走って会社まで。顔の皮が風でちぎれそうだ。
 
 今日で年内の仕事は終わり。午前中は不要になった書類をシュレッダーにかけてひとりで遊んでいたが、午後からは配給されたビールを飲んで、ピーナツをつまみながらNさんの仕事を手伝う。いつもこんなだったら仕事もさぞ楽しかろうに。
 手伝ってくれたお礼に何かおごってやる、Nさんが言うので、夕方5時頃から飲みに行った。来年の干支にちなんで焼き鳥屋へ行く。途中、仏壇屋の前に出ている八百屋さんで、Nさんは大根と金時人参、私は蜜柑を一袋買った。
 焼き鳥屋で飲む。Nさんが隣の席に座っている、おじさん以上おじいさん未満くらいの年齢の、耳の穴から毛が出ている人と仲良くなって、私もご相伴にあずかって、つくね一皿とビールを一杯ご馳走になった。Nさんは「おじいさんキラー」なのだそうだ。自分で言ってたからホントだろう。
 来年からはアンタもお愛想のひとつやふたつ言えるようにならなあかんで、だいたいアンタ社交辞令の使い方知ってるかー、と説教される。社交辞令くらい言えますよ、と返しておいたけど、あんまり自信がない。そういうのは好きじゃない。好きじゃないことはできない。それよりも、男の人が年をとると耳から毛が生えるのはなんでだろう、とそのことがずっと気になっていた。

 2時間くらい飲んで、店の前でNさんと別れた後、「ちくま」が置いてないかと思って旭屋に行ってみたけどまだなかった。がっかり。特集が面白そうだったので「大阪人」だけ買って、自転車で帰る。
 帰宅してから、Tの晩ご飯とお弁当用に、レンコンのきんぴらとレタスの中華風サラダを作って、エビフライを揚げた。

 午前1時頃までリビングでうたた寝。ホットカーペットの上で寝るのよくないな。お風呂に入って、漱石の「虞美人草」の続きを読むが、美文調がしんどくなってきて、「道草」に変える。途中まで読んで日記を書いてから就寝。明日から冬休みだ、嬉しいな。きっとすぐ終わってしまうと思うけど、少なくとも今は嬉しい。
 
・購入物:「大阪人」2月号 特集:モダニズム心斎橋(大阪都市協会)

・朝食:コーンパン、珈琲、バナナ、ヨーグルト
 昼食:お弁当(肉じゃが、ゆで卵、梅かつお、ごはん)
 夕食:焼鳥屋にて、軟骨、つくね、もも塩焼き、ねぎま、砂ずり、鶏笹身のサラダ、等々と、麦酒3杯ほど


フクダ |MAIL

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