昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年12月30日(木) あの人もこの人も

 2004年12月30日。曇り時々晴れ。昼下がりに京都で、パラパラとみぞれのようなものが降った。例年になく寒い年の瀬である。
 本日の出来事、行ったことなど。

 午前中。
 午前7時起床。ごはんの支度と後かたづけ、洗濯、玄関の戸と窓をみがく、みがいたことはみがいたが、水が冷たくすぐにイヤになって早々に止める。やっぱりやる気がありません。回覧板にハンコを押してまわし、家賃を持っていって大家さんに蜜柑と「たねや」の最中をもらう。それから近所のスーパーにお買い物。お雑煮の材料と蒲鉾を買う。
 帰宅してから日記をつける。昨日観た「ターミナル」のことを思い出して書くだけでも腹がたつ。あの映画を観ていた時間を取り戻してキレイに洗いたい気分だ。

 午後。
 京都へ帰る。電車に乗る前に、紀伊国屋に寄って弟への誕生日プレゼントに、なんか今更だけど読みたいと言ってたので、阿部和重の「シンセミア」を買う。弟が読み終わったら貸してもらおう。それから「en-taxi」の最新号も買った。確か本は昨日買い納めしたはずなのだがなあ。おかしい。「en-taxi」での一番のお目当ては青山光二が織田作之助についてごちゃごちゃと語っているページ。まんまとはめられたという感じだ。
 一旦、実家に帰り、月桂冠の酒粕やビール、漬物、古老柿などをつめて自宅へ向けて送る。送ったあと、友達の米屋で餅つきをしている父親のところへ行って、私の分の餅も確保してくれるように頼んでから、その足で近所の友人の家へ行った。

 夕方から夜。
 地元の友達と忘年会(のようなもの)をする。友人の家に4人集まった。今年は家で「てっちり」やー、と張り切っていたわりには、行ってみるとフグが餃子に化けていた。フグは予算オーバーだったとのこと、残念であったが餃子もちゃんと美味しかった。
 普段はほとんど電話もしないし、年に一度会うか会わないかの間柄だけれど、こうして昔の友人たちと集まって酒を呑むのは、それなりに楽しい。それなりに。時折、ああ言葉が通じてないなあ、と感じるし、趣味嗜好や価値観に大きな隔たりがあったとしても。
 帰りは、M君の車で実家近くまで送ってもらった。昔ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、M君が好きな時があったなあ、と思い出した。今は見る影もない、という感じだが。別れ際、お前も来年こそまともに生きろよ、と言われる。まとも生きる?私は自分のルールで充分まともに生きてるよ、と思う。思ったが、言わずにフフンと笑っておいた。
 
 今日は実家にお泊まり。お風呂に入って珈琲を飲みながら、母が上川某(名前忘れた。俳優。こないだやってた「白い巨塔」で弁護士の役やってた人。母は大ファンらしい)のかっこよさについて語るのを聞く。こんなふうにして、今年も暮れていく。
 
・購入物「en-taxi」第8号(扶桑社)

・朝食:昨夜の鍋の残りにうどんをいれて食べた、と思う
 昼食:みつあみパン、ホットミルク
 夕食:友人の家で、餃子(チーズ、ニラ、キムチ入り)、持ち寄った寿司、サラダ、チキン、など。ビール、焼酎など


フクダ |MAIL

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