昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
午前9時頃に目を覚ますも、1時間ほど布団でコロコロ。昨夜、葛西善蔵の随筆を読んで寝たせいか、どうも気分が鬱屈しているようでいけない。小説よりまだマシだけど。葛西善蔵を読んで感じるたまらないやり切れなさは、小説でこそ味わえるものなのかも。 晴れ渡っているので布団と洗濯物を干し、ちょいちょいと部屋周辺の拭き掃除を行う。朝ごはんを食べてから、今日は午後から実家へ帰る予定にしているので、借りているお重やパイレックスの類をまとめてカバンにつめた。食器はどれも空なのに、持ってみるとひどく重い。 NHKラジオの『日曜喫茶室』に小沢昭一が出るというので、MDに録音するためタイマー予約しておく。昨日、5時間のスペシャルバージョンで放送された『世界の快適音楽セレクション』は予約しておくのを忘れて外出してしまい悔しい思いをしたので、今日は怠りなくやっておこう。いつ聞くのかはわからないけれども。
電車に乗る前に紀伊国屋で、母に頼まれていた『愚か者死すべし』を買って行く。読み終わったら貸してね、と一応予約しておく。アタシいろいろと忙しいからなあ、と母。まあ夏くらいまでには読み終えるね、と言っていた。夏か…、図書館で予約したほうが早いかも。 晩ごはんに母がお寿司をとってくれた。喜んでご馳走になり、いろいろと食料をもらって、自転車に二人乗りして駅まで父に送ってもらう。空にはオリオン座がくっきりはっきり見えていた。 帰りの電車では「彷書月刊」を読む。枚方あたりでだいたい読み終えてしまって、その後はずっと窓の外を見ていた。今年もみんな元気で過ごせるといいな、と思う。
夜、Tが観ていた何か全体的にガチャガチャしたドラマ(題名忘れた。西田敏行が落語家役で、「三枚起請」をやってた)を何となく見ながら、アイロンかけと昆布を使いやすく切ってタッパーに入れ、煮干の腸をとってミルサーで砕いてダシの素を作る、という、いつかヒマな時にまとめてやろうと思ってた地味な作業をした。 お風呂に入って、土曜日の日記を書いて寝る。 ・購入物:なし
・朝、昼食:トースト、ロースハム、スクランブルエッグ、粉ふき芋のサラダ、珈琲、りんご 夕食:実家にて、盛り合わせ寿司、茶碗蒸し、蛤のおすまし、大根と手羽先の煮込み、麦酒
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