昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年01月21日(金) 冒険者たちのパーティ

 お昼休みは会社にいたけれど、あとの時間はずっと外回り。グルグル歩き回ってほとほと疲れた。今日はまたとびきり寒くて、昼下がりにはチラチラと花吹雪みたいな雪が舞った。
 
 少しずれてとったお昼休みにひとりで弁当を食べながら日記を書いていたら、Iちゃんがお手製のシュークリームを持ってきてくれたので食べた。中にチョコクリームが入っていて、バレンタインの試作品らしい。チャレンジャーだなあ。チョコシュークリームは手作りの素朴感とほろ苦い味がして、なかなか美味しかった。Iちゃんは珈琲も淹れて持ってきてくれたり、ナプキンを添えてくれたり、今日はなんかイヤに献身的だった。Mさんに「Iちゃんは良い奥さんになれるよー」と言ってもらっちゃいました、とニコニコしていた。良い奥さんになれる、って言われたら嬉しい?と聞いたら、そりゃあもちろん嬉しいですよ!、とまたニコニコしていた。そんなことを言われたら、私なら地に堕ちたような気分になるだろうと思ったが、もちろんそれは言わなかった。

 帰りにタワーに寄って、いろいろ迷って結局一枚だけ、復刻した富岡多恵子のCDを買った。どんなもんだかようわからぬが…。私もけっこうチャレンジャーだな。帰って早速聴いてみたが、てっきりポエトリーリーディングだと思っていたのにしっかり唄ものだったのでびっくりした。風邪をひいた美輪明宏みたいな声で、なんかエライことになっている。全て半音ずれているような感じで、これは一体どういうシチュエーションで聴くべきものなのだろうか。でも2回聴いたら慣れた。慣れればいいというもんでもないが。
 作曲は全て、当時東京芸大の院生だった坂本龍一で、こないだのトークショーで吉田喜重が、「私は坂本龍一の作った音楽は絶対聴きません」と言っていたことを思い出した。それは『戦場のメリークリスマス』で坂本龍一が甘粕大尉の役を演ったからだそうで、なんというかなんというかなんというか。

 夜、午前3時頃まで「シンセミア」の下巻を三分の二くらいまで読んだ。フーム。今んとこまだ、フーム、としか言いようがない。

・購入物:富岡多恵子「物語のようにふるさとは遠い」(P-VINE)

・朝食:バタートースト、珈琲、ヨーグルト
 昼食:お弁当(ハンバーグ(湯につけるだけのやつ)、ふかしじゃがいも、ゆで卵、ミニトマト、ごはん)
 夕食:豚肉と白菜の重ね蒸し(柚胡椒をかけて食べる)、人参とゴボウのきんぴら、ほうれん草のおひたし、麦酒、ごはん


フクダ |MAIL

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