昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
午前7時起床。うすぐもり。昨夜、お弁当用のお米を研ぐのを忘れたので、ゆで卵をつぶしてマヨネーズで和えたものを食パンに挟んだ、たまごサンドイッチを作って持っていく。美味しそ。早くお昼にならないかなあ、と考えながら地下鉄で出勤。どこまでも暢気だ。 車内では吉田喜重の「見ることのアナーキズム」を読む。 『見るという行為はそれ自体どこまで行っても見果てることのない錯覚の延長だ』
夜、友人と呑みに行く。人と会って話すより、家で自分の作ったごはんを食べて、心静かに本を読みたい気分だったのだが、先週から約束してたのでまあ仕方ない。友人は会うなり、安いとこ行こう安いとこ、と毎度おなじみのセリフを口にして、今日は5000円しかお金がないからそのつもりで呑んでな、と言い渡される。5000円もあれば上等じゃないか、今日はとにかく一人3000円を目標にしよう、少なくとも絶対3000円台に抑えるようにしようね!、と誓いあったのだが、呑んでるうちに予算のことなど吹っ飛んでしまって、結局4500円ほど払うはめになった。アカンなあ。 年末年始からここ数週間にかけて友人の身の上に起こった出来事の顛末を聞いて、仕事の話や家族の話をし、私たちのこれから先はどうなるのでしょうねえ、というこれまた毎度おなじみなため息をついて別れた。 帰り道自転車をこぎながら、私は何がしたいんやろう、と考える。最終的にどうなることが私の理想形なんだろう。例えば10年前なら、その理想形がスラスラと口をついて流れ出てきたような気がする。でも今は靄がかかったみたいに見えなくなっている。10年前に見えたものが今見えなくなるなんて、考えもしなかった。一体どこに向かってるんだろう。それに、第一ここはどこなんだ? 午前0時半頃帰宅。お風呂に入って、夕方友人と会う前に天神橋筋商店街の古本屋さんで買った「鏡の迷路」を少しだけ読んだ。
・購入物:加藤幹郎「鏡の迷路・映画分類学序説」(みすず書房) 古書
・朝食:バケット、クリームチーズ、ヨーグルト、珈琲 昼食:お弁当(たまごサンドイッチ、ジャガイモと人参のサラダ、ミニトマト、ミルクティ) 夕食:焼き鳥屋にて。つくね、ナンコツ、ほたて、シシトウ、銀杏、ササミのタタキ、鶏皮のパリパリサラダ、焼いた鶏モモにタイ風っぽいソースをかけたやつ、生ビール3杯と焼酎水割り5〜6杯
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