昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年02月04日(金) 1ヶ月、待つのだぞ

 立春。暦どおり、それなりに暖かい。日中は10℃くらいまで気温が上がり、日向はポカポカしていた。
 
 午前中。
 午前7時、ムックリ起床。頭がぼやけたまま、朝食とお弁当作り。卵を焼く時フライパンに胡麻油を熱しすぎ、そこに卵を流し入れた途端、ボッ!と炎が15センチほど上がって、一気に目が覚めた。ああ恐ろしい。
 弁当を持ってフラフラ出勤。今週は全体的に暇な一週間で、特に心がかき乱されるようなこともなく、平穏であった。永久的にこのように日々が過ぎてくれるといいのだが。昼休みに、バレンタインチョコレート代金の徴収あり。500円払う。

 午後。
 外出。本町でWさんと打ち合わせ。仕事の話は20分くらいで終わり、その後1時間くらい、『レイクサイドマーダーケース』について語り合う。それからWさんが、『君に読む物語』は当初は観たいと思っていたけれど、あの映画の新聞広告をみかけるたびごとにその気持ちがどんどん減っていく、というようなことを言って、その話でまた盛り上がったため会社に戻るのが予定より遅くなってしまった。

 夕方。
 旭屋へ出向き、4階で「みすず」の読書アンケート号を買う。1階のカウンターで「波」と「ちくま」をもらい、近くの珈琲館に寄ってパラパラ読む。新潮社の「波」によると、来月ついについに島尾敏雄の『「死の棘」日記』が刊行されるとか。う、うれしい。ずいぶん前から今か今かと待っていました、ただひたすらに。あまりに感動したためその他の読書が進まず、珈琲を飲んで早々に帰る。途中のお肉屋さんで、100グラム105円の豚肉を300グラム買う。

 夜。
 晩ご飯の後、「みすず」をゆっくりチェック。私の知らない面白そうな本が世の中にはまだまだあることに、うっすらとした希望のようなものを感じる。それから、ニュースを観て果てなく暗い気持ちになってから、テレビを消してクッションを抱えてカーペットの上で0時頃までうたた寝。いけないいけない、と思いつつ、気持ちが良くてついつい寝てしまう。

 夜中。
 うたた寝してパワー復活したので、お風呂に入って寝床で読書。吉行淳之介の「出口」(短篇)、「世界文学を読みほどく」、「噂の娘」の続きなど読んで、午前3時頃消灯。今日は毛布を一枚かぶるにとどめておく。

・購入物:「みすず」1・2月号(みすず書房)

・朝食:バケット、ハムとレタス、珈琲、バナナ
 昼食:お弁当(昨日もらった巻寿司、ほうれん草と春菊のおひたし、卵焼き、漬物)
 夕食:セロリと豚肉の柚胡椒炒め、根菜汁(大根、人参、ゴボウ、蓮根、コンニャク)、小松菜としめじのおひたし、麦酒、ごはん


フクダ |MAIL

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