昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
午前7時起床。ラジオを聴きつつ、スパゲティナポリタンを作りTの弁当に詰め、残りをひとりで食べる。百貨店の大食堂の味がした。 食後、珈琲を啜りながら朝刊を熟読。本日の記事中最も愕然としたことは、日本アカデミー大賞の作品賞に『半落ち』が選ばれていたこと。日本アカデミー大賞というものはもう「終わっている」のだろうし、もともと「始まって」もいないのかもしれないので気にとめる必要はないのだとしても、もっと他に良い映画があるだろうによう、というやるせない気持ちを抑えることはできない。たぶん賞を与えねばならない事情があるのだろうけれど、それを割引いて考えても『半落ち』はサイテーな映画でした。観た後、目と耳と脳みそを洗って消毒したくなったもんね。
そんなことはさておき、午後からは絵本の会に出かけねばならぬのでせっせと台所の後かたづけと洗濯をする。今日は終日雨模様、気温は高め、ずいぶん暖かい。向かいのおばちゃんは、半袖Tシャツに短パンといういでたちで植木に水をやっていた。気分はリゾート地。
午後から図書館へ。紙芝居と恐竜ものの絵本を読む。概ね好評。動物をからませておけば子どもは絶対ついてくる。練習不足のため素話は今日のところは止めておく。終了後、Iさんと少し雑談。また頼まれ事をされそうになったので、なんだかんだと理由をつけて早々に逃げ帰ってくる。図書館でチェックしたい本もあったのだが、残念また今度。
帰りに商店街にて食料調達。晩ご飯にはニラとキャベツをたっぷり入れた餃子を作る。合間に「新潮」の3月号をあらかた読了。考えてみれば文芸誌を最初から最後までちゃんと読んだのって生まれて初めてかも。結局のところ最も面白く刺激的だったのは、ああでもないこうでもないとうねうね書いてある保坂和志の連載「小説をめぐって」であった。 夜、ラジオで「世界の快適音楽セレクション」を聴く。セウ・ジョルジの新譜から曲がかかりそれはかなり格好よかった。昨日はタワーでフェラ・クティにかまけてて、この人のCDをチェックしなかったことを激しく後悔する。セウ・ジョルジは音楽だけでなく姿かたちもぴったり好みのタイプでクラクラしてしまう。春に公開するらしい出演映画と来日が、今からホントに楽しみだ。 その後、11時頃から本を片手にリビングで2時半ころまで熟睡し、風呂に入って今に至る。でももうそろそろ寝るつもり。
・購入物:なし
・朝食:スパゲティナポリタン、トースト一枚、珈琲 昼食:リンゴ半分、バナナヨーグルト 夕食:焼き餃子、レタスとブロッコリーのサラダ(胡麻ドレッシング)、麦酒
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