昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年02月27日(日) |
Life is a showtime |
日曜日。晴れ時々くもり。相変わらず寒いが、風が弱いぶん昨日より過ごしやすい気もする。本日のできごと、以下、時系列。
午前中。 午前9時起床。新聞熟読ののち、昨日は時間がなくて聞けなかったので録音しておいた「ウィークエンドサンシャイン」と「世界の快適音楽セレクション」を流しつつ、朝ごはんの支度とその摂取。昨日のラジオを聞いているから今日が土曜日みたいに感じる。それから掃除に取り掛かる。曇りがちだけど強引に布団も干す。 午後。 一週間の汚れを取り除いたあとは、お惣菜作り。レンコンと人参のキンピラ、ほうれん草と春菊のゴマ和え、コンニャクのピリ辛煮を作る。お惣菜をこさえるとひと仕事やり終えた気になる。マリア・ヒタなど聴きつつ、二階の部屋に丸くできた陽だまりの上にゴロンと寝転んでお昼寝。歌声が意識のむこうにドンドン遠のいていく感じがたまらなく気持ちいい。日差しがかげって寒くなった15時半ころのっそり起きて、買物がてら古本でも見ようと自転車に乗っておでかけ。布団と洗濯物はとりこんでおく。
夕方。 自転車を置いて、千林界隈を散歩。甘いものが食べたくなって、「かどや」でクレープを食べる。クレープなんて食べるのはいつ以来だろう。アツアツのカスタードクリームの味がどことなく懐かしい。食欲を満たしたのち、古本を見る。いつもよく行く古本屋さんが休みのため、商店街内のあまり探索したことのない店に入って、棚を掘り起こしてみる。文芸文庫が2冊、それぞれ200円で見つかった。志村ふくみの「一色一生」は機会があったら読んでみたいと思っていたので喜んで購入。他にも中川一政の随筆や正岡子規の評伝など、好きな人が書いたもの、好きな人について書かれたものが安くで買えた。 続いて千賀書房でも3冊購入。上司小剣「鱧の皮」の500円を高いとするか安いとするか、解釈にしばし迷うが思い切って購入。上司小剣は、大阪を舞台にした小説を書かせたらもしかして織田作よりも巧いかも、と思える作家。幕切れが見事で、しびれる。それからチェーホフとトルストイを。トルストイはホントは「幼年時代」が読みたいのだが、なかったのでまず「少年時代」を買うことになった。順序がバラバラだが、今更そんなことを気にしていてもはじまらない。 市場で、鰤の刺身とニラともやし、焼酎を購入、自転車で帰る。日がとっぷりと暮れた。
夜。 酒盛りの後、本の整理をしつつ読書。本棚のロシア文学ばかり集めているところから、チェーホフとその関連の本を出してきて、読む。読書のおともは、いつものとおり珈琲と煙草。でもだんだん喉が痛くなってきて、何だかイヤな予感がするのでお風呂に入って早めに寝る。午前0時半ころ、消灯。 ・購入物:志村ふくみ「一色一生」(講談社文芸文庫) 中川一政「我思古人」(講談社文芸文庫) 柴田宵曲「評伝 正岡子規」(岩波文庫) 上司小剣「鱧の皮」(岩波文庫) チェーホフ「決闘・黒衣の僧」(新潮文庫) トルストイ「少年時代」(新潮文庫) 全て古書
・朝食:ごはん、焼鮭、豆腐とネギの味噌汁、キャベツの茹でサラダ、大根の漬物 昼食、というか、オヤツ:カスタードリンゴクレープ 夕食:鰤のお刺身、レンコンと人参のキンピラ、ニラとモヤシのぽん酢サラダ、炙りスルメ、焼酎(二階堂)のお湯割、ごはん、大根の漬物
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