昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
目覚めは午前7時。布団の中で朝刊熟読、それから「ちくま」3月号を隅から隅まで目を通し、青山光二の連載を読んで芝木好子が俄然気になりだす。芝木好子の小説は、まだ「洲崎パラダイス」しか読んだことがないのだった。また古本屋で文庫本を探すべく、忘れないようにメモ。 午前9時頃起きて、「新・日曜美術館」を見る。それから昨夜入りそびれた風呂に入って朝ご飯の支度。ごはんを食べた後、近所にゴミ回収日変更のお知らせ(月2回だった資源ごみの回収が、来月から週1回になるらしい)を配って歩き、回覧版もまわす。これらは数日前から町内会長より配布するようにと渡されていたのだが、なんだかんだと忙しく、というか面倒で、今日までウチで持ったままになっていた。そろそろ配らないと、隣の班ではもうみんな見ているのにウチの班はまだだ、とか何とか言って、皆さんに怒られてしまう。町内の班長というものをやって初めて、世の中には回覧版を読むのを心待ちにしている人がいる、ということを知った。全く私はまだまだ全然、知らないことだらけだ。
掃除など家事全般を終え、どうしようもなく伸びてきた髪を切ろう、と思い、寒空の下自転車をこぎ出し店に行ってみたのだが、今日はあいにく予約がいっぱいだ、とのこと、商売繁盛で誠にけっこうだ。髪を切るのは来週に延ばすことにして、そのまま梅田へ出た。 旭屋で「彷書月刊」と「スタジオボイス」を買い、「波」と「未来」をもらう。「スタジオボイス」は読みにくくてあまり好きではないのだが、写真集の特集の時は一応買っておこうと思っている。近所の珈琲館に入って「未来」を熟読。「未来」は読むところ満載でワクワクする。 それから阪急方面へ向かって、かっぱ横丁でついこないだ出たばかりの「シチリアでの会話」を半額近くで入手。続いてテアトルで映画のチラシをもらう。アルモドバルの新作「Bad Education」は4月公開だとか。今月半ばから観たい映画が次々と公開されるので、体調を整えておかねばと思う。 少し早いけれど、三番街で晩ごはんを食べて、明朝のパンを買って帰宅。夕方6時前でもまだ空が明るくて、休日はまだまだ残っているのだ、という気になって嬉しい。でもすぐ暮れてしまうのだけど。帰ってひと休みしてから、弁当のためにゴボウと人参のキンピラを作る。このところ日曜になったらゴボウをいじくりまわしているような気がするな。 夜、9時すぎからNHKラジオ、北中正和の「ワールドミュージックタイム」を聴く。この番組聴くの久しぶり。北中正和の揺るがないマイペースさが良い。 米を研いで、「波」を読んで、土曜日の日記を書いて、就寝。風邪は完治一歩手前といったところ、薬を飲まずにここまでこぎつけたので、衰えたとはいってもまだ体力はあるかな、と思う。 ・購入物:「彷書月刊」3月号 特集:マキノ撮影所 「Studio Voice」4月号 特集:写真集中毒のススメ ヴィットリーニ「シチリアでの会話」(岩波文庫)これは古書
・朝、昼兼用食:バタートースト、ゆで卵、珈琲、それから昨夜のひよこ豆のカレーの残りを茹でたペンネにかけて食べる 夕食:阪急三番街にて。牛鍋(ミニすきやきみたいなやつ)、ごはん、漬物
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