昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2005年03月07日(月) 雨後のタケノコのごとく

 晴れ。ポカポカと暖かい一日。このところ数日は、冬と春がかわりばんこにやってきているみたいだ。朝、自宅のトイレの窓からひょいとのぞいたら、隣家の庭にある梅が見事キレイに咲きそろっていた。ウチのシクラメンはいよいよ終りの時が近づいた様子、でも葉っぱは元気なのでどうも捨て難く、水をやって二階の窓辺に置いておく。

 新たなる一週間のはじまり。コキコキ自転車こいで仕事場へ。午前中は社内でモンモンと働き、午後は昨日も行った茶屋町方面へ、一旦会社に戻って夕方は本町近辺まで出かけた。彼方此方うろついたかいあって、少々光明がみえてきたようなそうでもないような。
 打ち合わせの後、本町界隈をぶらぶらし、例によって例のごとく天牛堺に寄り、その後ふと思い立って平野珈琲店でドーナツを2個買った。手作りのドーナツはアルミホイルにくるんでトースターで温めると出来たての味になる。珈琲も飲みたかったけれど時間がなくて諦めた。
 古本は100円均一台から、持っていたかもしれないけど…、と思いつつ中公文庫の福田章二(庄司薫)を。それから山渓文庫の「京都の散歩みち」を。6人での共著なんだけれど、著者名の中に杉本秀太郎の名があったので嬉しくて購入。でも署名がないのでどの章を杉本秀太郎が書いたもんだかわからない。なんだかな。京都の名所案内のような本なんだけれど、御所を中心とした洛中についてばかりで、私が生まれて育ったような洛外は当然のごとく無視、文章の端っこにもでてこない。まあいいけどね。

 帰って、宅配野菜の整理。4週連続で土生姜が入ってきた。冷蔵庫に生姜ばっかりたまっていく。困った。まだ生姜屋をやる予定もないしなあ。とにかく今日のところは豚の生姜焼をこさえる。
 夜。ドーナツを食べながらビデオに撮っておいた土曜日の「ETV特集」を見る。『あなたの日本語磨いていますか』、というやつ。外国で楽しむ日本語、というテーマで多和田葉子と伊藤比呂美が対談していたのが興味深かった。多和田葉子が自分で書いて朗読してた「かける」という短い小説もすこぶる面白かったし、ふたりの言葉への接し方と話し方にに好感がもてた。
 寝る前に「彷書月刊」を読む。午前1時就寝。

・購入物:福田章二(庄司薫)「喪失」(中公文庫)
     上野瞭・杉本秀太郎・西尾雅之・光明正信・塚本珪一・山本俊一郎共著「京都の散歩みち」(山渓文庫) いずれも古書

・朝食:うぐいす豆のパン、カフェオレ、ヨーグルト、はっさく、リンゴ
 昼食:お弁当(人参とゴボウのキンピラ、卵焼き、ウィンナー、ごはん)
 夕食:豚の生姜焼、大根おろしとジャコ、ほうれん草のゴマ和え、キンピラ、湯豆腐、焼酎お湯割、ごはん
 
 


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