昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年03月29日(火) |
あしあとが残っている |
火曜日、晴れ、風強し。おとなしく仕事をして、残業もして、真っ直ぐ家に帰る。帰ってすぐすることは、洗濯物を取り入れること。今日は快晴だったゆえ、バシッと乾いている。それからゆるゆると晩ごはんを作りはじめる。
ごはん作りの合間にアホなテレビを見る。 NHKの歌謡番組で、和田アキ子が「古い日記」、野口五郎が「私鉄沿線」、狩人が「あずさ2号」を歌っている。歌の中身はともかく、昔の歌謡曲のタイトルはどことなく文学的でいいなあ、と思う。和田アキ子は肌が荒れているのか、化粧のノリが悪いようだ、と思いつつ、チャンネルを変えたら、志村けんがバカ殿様をやっていて、この白塗りがまた全然全くノッておらず、顔面がヒビだらけになっている。なんと貧相な。和田アキ子同様、志村けんも寄る年波の大波はかわせていないようだ。少しかなしいような気持ちになる。バカ殿をそのまま少し見ていたのだが、だんだん脳細胞が減っていくような気がして、そこそこのところでテレビは消して、Tが帰ってきたのでごはんを食べた。
夜、もうすぐ返却せねばならない「永遠のモータウン」のDVDを最初から最後まで見直して、亡くなったメンバーの思い出やエピソードが語られるところと、最後のあたり、ライブのため再び集まったファンク・ブラザーズの面々が彼らの遺影をもってステージに登場してくるところで、うえーんと号泣してしまった。遺影なのに、一緒に演奏しているみたいに見えた。うまく言えないけど、死ぬってことは終わりってことじゃなくて、覚えているものがいれば、懐かしくしのぶ人がいれば、死んでも生き続けることができるんだ、と、ひどく感動した。去年映画館で観たときは特にどうとも思わなかったのだが、時間をおくと見方が変わるのか、心の動きが違ってくるのが不思議だ。明日、早速サントラを買いに行こうと思う。
いろいろ考えて眠れず。深夜おそくまで起きていた。
・購入物:なし
・朝食:クロワッサン、カフェオレ、レタスとツナのサラダ、甘夏みかん 昼食:お弁当(ニラたまご、ほうれん草のゴマ和え、人参サラダ、梅おかか、玄米ごはん) 夕食:葉玉ねぎと豚肉の辛味炒め、トマトと青しそのサラダ、ほうれん草としめじのおひたし、コロッケ、玄米ごはん、麦酒
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