昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
代休。休みなどどうでもよかったが、休めといわれたので会社を休んだ。一日中ごろごろして、パジャマのままで化粧もせずコンタクトレンズも入れず料理も作らず、もうこれ以上ないというくらいボーッとしようと思ってた。でも、できなかった。いつもの時間に起きて、Tの弁当を作り、台所のふき掃除をして、ゴミをまとめて、日記を書いて、本の整理をした。おまけに昼から出かけて、映画まで観た。 なんなんだ。きっとボーッとするのがこわいんだろう。
朝ごはん。トースト1枚、セロリとジャガイモのスープ(昨日の残り)、珈琲、目玉焼き、ヨーグルト、バナナ。 昼ごはん。映画を観る前に。キンピラゴボウ入りのおにぎり2個とリンゴ。
リサイタルホールで『パッチギ!』を観た。 民族学校のヤンキーで、のちに看護婦になる女の子がよかった。気が強くて喧嘩もできて、こわいもんなんかなーんもない、って顔してるのに、好きな男の子にはどうしても好きと言えない女の子。あの子が出ているシーンはみんな良かった。特に、市電の停留所で貧しい身なりの兄弟姉妹を引き連れて、自分の好きな男の子の彼女に会うところ、とか。 人を好きになるってまったくすごいことだなあ。あのエネルギーは何だろう。自分以外の誰かを愛せないなんて地獄だなあ、とつくづく思う。
帰宅して、宅配野菜の整理をして、晩ごはんを作った。 晩ごはん。里芋と大豆とレンコンと鶏肉の煮物、小松菜とひろうすの煮もの、キノコ汁、ごはん、ビール。
夜、『デカローグ』の第三話め、「あるクリスマス・イブに関する物語」を観る。 それから『沖で待つ』と『グループ』を読んで、午前4時まで寝られなかった。
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