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夫の帰りが遅くて夕食もいらないというので、自分はレトルトのカレーを食べて、夕方から着付けの自習。初めは浴衣と半幅帯、次に単衣と名古屋帯、と進んできて、今まではその復習ばかりやっていたのだが、袷も着てみようと思って、前に着付け教室に通っていた時に出来心で買った袷を出してみた。単衣は伯母のものなので、下手にべたべた触って汚してしまうのも申し訳ない気がしたのもある…というか、「あら、いやだわ、高かったのに。」という声が聞こえてきそう。 私が買った着物というのは、青緑色の紬でところどころに柿の形の刺繍が一段明るい色で入っている。これに白い名古屋帯を合わせて、一緒に買った帯揚げと帯締めは青緑と淡い橙色のグラデーション。買ったのは20代後半の頃なのに、ずいぶんと地味好みである。帯の柄が上手く正面に来ないのは、きっとその着付け教室の結び方にすれば直るのだろう。何回か着て脱いで、帯も普段練習用にしているのと、白い帯と両方締めてみた。練習用にしている帯は、いつも着付けマダムが「これは締めやすい帯よ、あなたは本当にラッキーだわ。」と褒めてくれるのだが、白い帯と締め比べてみると、やはり格段に締めやすいことがよくわかる。 半幅帯で貝の口という締め方も練習してみて、力尽きたところに夫から電話がかかってきた。晩御飯を食べる暇がなかったから食べて帰るとのこと。どうせ明日の朝炊く用にご飯を研いであったので、ご飯を炊いて適当にあり合わせで食べてもらうことにする。 ××× タイで観光旅行中の日本人女性が殺害された事件。 旗揚げ公演を終えたばかりの劇団員で、旅行中もブログが更新されていたようで、キャッシュを見ることができた。初めは警戒していたのが、タイの人々と触れ合うにつれ、そのやさしさに感動し、人々に心を許し、その土地を好きになっていく様子がつづられていた。これからやりたいことがたくさんあっただろうに、結果的にその土地の人に裏切られることになり、さぞ無念だろうと思う。合掌。
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