WELLA
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2007年12月14日(金) 手ぬぐい

着付けを習い始めて以来、和モノの合理性に興味が出てきた。風呂敷と手ぬぐいは使いこなしてみたいところだ。
夕方銀座に出る用事があったので、思いついて東銀座の大野屋に行ってみる。しかし、それにしてもクリスマス間近の銀座は華やかでいいですなぁ。たまにはこういうところに来ないとね、といつもながら思う。
大野屋は、歌舞伎をよく見に行っていた頃から存在は知っているのだが、見るからに老舗然としたたたずまいになんとなく自分が場違いの気がして、足を踏み入れたことはなかった。近づいて行って見ると、店内はにぎわっているし、店の外には観光客の好みそうなものも売っているので、安心してがらがらと引き戸を開けてみる。狭い店内にぎっしりと手ぬぐいやら足袋やら小物類が並んでいて、手ぬぐいは大体600円台。
普段のタオルハンカチ代わりに使いたいと思ったので、モダンな柄を目指していたのだが、いろいろ見て回るうちにやはり昔ながらの可愛い柄に心動かされ、来年の干支のねずみのものを1枚、鈴の柄のものを1枚買うことにした。
昔ながらの帳場に五代目だというおじさんが座って客をさばいている。おじさんにお勘定を頼むのはちょっと恐れ多いので、きびきびと働く若い女店員さんにお任せ。買い物を済ませてから、時間つぶしでお茶をしようと思ったが、メニューを見るだに高い。非常勤先Bの近所であればケーキセットが1コインなのに、銀座では札が必要なのだわ。興がないと思いながら結局スターバックスに行ってしまう。隣の人の話に聞き耳を立てながら(←悪趣味)遅れているクリスマスカードを書いていたら、知らないうちに時間が過ぎていて次の用事に間に合わないことが発覚。あわてて地下鉄に乗る。

夜は異業種交流会。
やはり全然異業種じゃない。

参考サイト:
銀座大野屋 http://www.ginza-oonoya.com/


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