初日 最新 目次 MAIL BBS


sex・riddim・identity.
seria
MAIL

My追加

2003年12月24日(水)
君の優しさ(偽り

今日君にあったのは
イブだからではなく、
君の小さな友人として君の事が好きだから。

君の事少しわかった気がする。
君はお金持ちで、女の扱いがうまい。
それも天下一品。
あたしはただの女の子なのに
君のそばにいると特別になった気がする。

何年もそばにいてやっと分かった。
よく考えると
君とデートらしいデートなんかしたことなかった。
今日はだから少し特別な気分だったよ。

少し大人ぶってピンヒールのブーツを履いて
黒いスカートに
ピンクのニット。
それに君が振られた彼女に返されたという
白いコート。
君が返却されたグッチのバック。

君の恋の遺物は全部あたしの
持ち物。

君の車の助手席に座る。
君が好きな甘いムスクの香り。
CDはあたしが置いてあった
ボブマーリのCD。


夕方のドライブ。

恋ではないけど周りから見たら
少し年の離れたカップルなんだろう。
あたしはそう思っていたよ。

君は行きつけのレストランのボーイさんに
「子供がいたんですか?」
といわれてショックを受けてたけど
しょうがないよ、だってあたしたちは
19歳も離れてしまってるんだから。

あたしから君へのプレゼントは
君がずっとほしがっていた
翡翠の入った時計。

雪の降らないイブなんて珍しいね。

二人でそういいながら
笑いあった。

恋はしてない


実際はそういいながらも
別れ際にキスをした。


「いつまでも変わらずいてね。」

そういう君の笑顔が大好きだよ。






↑エンピツ投票ボタン

My追加