囁き
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2001年06月09日(土) 親父が来てます

 題名の通り。

 親父は、祖父のところの病院を継ぐために、愛媛の田舎に帰っている。そのことで、色々と面倒なこともあった。
 詳しく書くのは面倒なんで、簡単に言うと、親父は次男。長男が大学教授になってしまい、継ぐことは定年までは無理なため、代わりに親父が今、そこで働いている。次に継ぐのは、長男の息子。つまりは、従兄弟ってわけ。
 月に一度、金曜夜中に来て、日曜昼間に帰る。こっちで人とあったり(仕事らしいが、詳しくは知らない)するため、家には夜しかいない。

 話しは少し変わるが、僕は一ヶ月ほど、向こうで生活していた。はっきり言えば、島流し(死)。あまりにも真面目じゃない僕に、向こうでの生活をするように言われた。僕は、少し前まで、家に寄り付いていなかった。帰ってはいたけど、会話もしないし、顔をあわすことも少なかった。家族全員に対して。とくに親父とは、向こうが仕事もあったりして、ほとんど会話もなかった。
 向こうにいて、そして帰ってきて、親父との間に・・・なんと言えばいいんだろうか、壁みたいなものがなくなってきている気がしている。会話もするし、一緒に遊んだり(笑)、色々教えてもらったり・・・親父がパソコンでネット碁をしているとき、横で教えてもらったりもしている。
 今までの僕には、考えられないことだった。
 楽しいんだ。嬉しいんだ。親父と、こんな風な関係になったのは、何時の頃だったろう。向こうは、僕が会話しやすくなっているといっているけど、僕にはその自覚がない。正直、そんなことはどうでもいいんだ。ただ、親父と一緒に会話して、遊んで、ふざけあって・・・そんな単純なことが、こんなにも嬉しくて、気持ちいもんだったって、知らなかった。忘れてた。

 まだ、少し怖いところもあるけどね(笑)。それはきっと、僕がちゃんとしていないから。関係は、変わってきてるともう。それは、妹や母さんも同じ。どれだけ自分が家に寄り付いていなかったかがよくわかる。
 少しはマシになってきているんだろうかね?俺。


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