囁き
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予備校の授業中、元カノのことを思い出した。
理由はわからない。ただ、出会った時のこと、付き合う前の電話の話、付き合うときの電話、それからの会話、付き合って、初めて会った時のこと、身体を重ねたとき、喧嘩のこと・・・ そう言えば、元カノと付き合うきっかけになったことがあったのが、大体一年前くらいだった。飲み会で、酔っ払った俺らがぴったりとくっついていた。回りから、付き合ってるって勘違いされるくらいにね。『彼女』もいて、、俺のダチが惚れてて、二人をくっつけようとしながら・・・ 元カノは、男性不審だった。どうも、俺にはそれがなかったらしくて・・・不思議がってた。付き合うことは、あいつにとっては必然だったのかもしれない。 男性不審だったから、キスどころか、付き合うことから初めての男になっちまった。そして、酷い別れ方をした・・・もう何回か書いてるから、あえて書かないよ。けど、罪の意識だけは、しっかりと残ってる。
それでも、戻ることなんてないけどね。元カノと一緒にいて、ダメージが大きかった。『彼女』がいなかったら、それでも残ったろうけどね・・・必要とは、されてたから・・・
どうも『彼女』は、それが怖いらしい。必要とされるなら、別れて元に戻る気じゃないかって。いくら自分がきつくても、つらくても、必要とされるなら、いてやる奴だからって。たとえ愛がなくても、気がつかせずに演じることくらいなら出来るのを、『彼女』は知っているから。 けど、『彼女』は知らない。元カノに受けた傷の深さを。確かに、与えもしただろうけど、こっちも受けた深い傷を。そして、一度違うものを知ったあと、再びつらい場所に戻ることの痛み。俺が、どれだけ好きかってのも、ね。
まぁ、時には思い出すこともあるだろうけどね、今日みたいに。元カノのことだけじゃなくて、今までの全ての過去を・・・
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