囁き
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2001年08月19日(日) 出発

 遅くまで『彼女』と電話してたため、寝不足気味での出立。気分が乗らないまま、家を出た。親はかなり喜んでたけどね。家族関係が円満になるのが一番の目的だから、まぁいいんだけど。
 はっきりいって、なんかの理由で強制帰宅になってもいいって思ってる。喫煙でもなんでも、そんなのはいっぱいあるから。

 バスで移動、そしてすぐに授業。憂鬱な気分はどんどん膨れ上がっていく。部屋割りが、基本の寮での生活ではなく、近くの旅館にニ十数人で雑魚寝なのが唯一の救いだと思った。二人部屋の寮なら、嫌でも会話をしなければいけないから。
 それは間違いじゃない。けど、あの予備校の阿呆さ加減を忘れていた。寮より離れた場所の旅館生活となれば、当然移動が必要。バスでの移動で約三十分。寝るのは遅くなるし、起きるのも早くなる。その間の予習復習も出来ないわけだから、必然的に時間は更に削られる。扱いが悪すぎる。旅館もかなりぼろく、汚い旅館だった。苛立ちが膨れ上がる。さっさと帰ろうかという思いを持ったのは、僕だけではなかった。不満の声が方々から上がる。あといったいどのくらいの日数を過ごさなければならないのだろう。眠りにつく前にそう考え、更に憂鬱になる。『彼女』の声が無性に聞きたかった。頑張れって言ってくれるだろうか・・・?さっさと帰ってこいっていうかな?(苦笑)


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