囁き
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2001年10月11日(木) 眠り

 最近、浅い。余り長く眠ることが出来ず、二時間ほどに目を覚ますこともしばしばある。とはいえ、ほとんどは一度眠りに入れば、朝まで起きることはないのだが。しかし、目を覚ましても疲労が残り・・・いや、目を覚ましたときが一番疲れているかもしれない。とはいえ、もう何年も付き合っている。いちいちわめくようなものでもない。
 誰だって同じなのだろうか?それとも違うのだろうか?ふと考える。知っているのは己のことだけ。他の存在がいったいどうなのかを知る術はない。多重人格の子供が、誰でもそうだと思って、友人に今日は一体誰かと尋ねたという話を聞いた事がある。同じことだ。誰もが自分と同じ物は他も同じことだと考える。しかし、違うと思えば、それは同じでも違うものとも考える事もある。裏を返せば同じことだ。だからといって、どういうわけでもないが・・・

 つまり、俺は別に特別ではないと思っている。ただ、特別な部分もあると思っている。果たしてどれが正解でどれが違うのか。どれも正解か、違うのか。知る術など無い。僅かでもいいから真実を掴み取ろうとしても、人の身には出来ないものだろうか。
 思考の混乱と、歓喜。今日は少し眠ろう。

 ほら、僕も君も、誰も彼もが返り血を浴びてるよ?見えないフリして目を伏せてるだけなんだ。


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