2004年06月29日(火)
芭蕉も「おくのほそ道」で言ったとされている、山形県立石寺に行ってきました。
「閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声」で有名なお寺です。
私の中で、山形行きたいスポット上位だった山寺。 芭蕉の句と、「山寺」というネーミングと、ネットで見る画像くらいしか知識がなかったんですよ。行きたいスポットなわりに(笑)
そしてそこへ実際に行ってみたら・・・ホントに山の上に建物が見えて。 あそこは・・・人が行ける場所なの?と素で思いました。
でも、せっかく来たからには行ってみないと♪という、もとを取らないと帰れないおばちゃん的な発想で、看板に書いてある「八百数十段」という階段の段数にもひるまず、登山(?)開始。
・・・・速攻でバテました( ̄ー ̄; ヒヤリ
ホントに、途中で帰りたかった(笑) 日ごろの運動不足と、体の重さがたたって、滝のような汗をかき、途中、何度も休憩。 ツアー客のおばちゃんたちに、「若いんだからー」と喝を入れられつつ、なんとか登りきりました。ホントに、なんとか(笑)
終点の「奥の院」まで登り切る前のところで、赤いポスト発見。 みんながみんな、口々に「郵便局員さん大変ねー」と(笑) どうやら、毎日徒歩で登っているらしいです。 しかも、八百数十段だと思っていた階段は、ホントは千十五段らしいし・・・。
その階段を上り始めるところに、「登るにつれ煩悩が消える」とかなんとか書いてあったんですが、アタシの場合、女を捨ててました。 汗で、せっかくの化粧も日焼け止めも流れ落ち、来ていた服は乱れ。足元はおぼつかず・・・。
「奥の院」に着いた時に、ちょうど読経が始まり、少しのあいだ、聞いたのですが、汗だくで放心。「五大堂」で山寺を一望したときは、少しは回復していたものの、カメラに笑顔を向ける余裕もなく(笑)
「好奇心>体力」という現実をまざまざと見せつけられました(;´Д`A ```
これから山寺に行こうかなーと思っている人がいたら、ぜひ行く前に体力作りをすることをお薦めします・・・。
|
|
|