+++ 独り言すぎ +++



男臭い。

2005年01月24日(月)

冬らしく雪がもっさり降りました。
そんな日は、早く帰れば良いものを、誘われるがまま食事へ。

時間的に開いている店は限られるのですが、普段よく行く店とは別のファミレスへ行ってきました。
そこの店は「サラダバー」があるのですけれども、私にはそれがとても想い出深いのです。

時はさかのぼること、1年ほど前。
いつも一緒に帰っていた友達とその店へと行ったときのこと。

その友達は私に負けず劣らず、好き嫌いに謎が多い人で、サラダバーを頼んでいたのですが、その理由は「オクラ」にあるというのです。
サラダバーって、普通は野菜をたくさん採りたいから〜とかだと思うんですけど、その友人の場合、「オクラが食べたいから」だと言うのです。

オクラは我が家の家庭菜園にも植えられていましたが、私はほぼ食わず嫌い。
刻んだときの、あの形と種の入り具合が、どうも食欲を削ぐ感じがしていたのです。

それがその友人ときたら、毎回毎回皿の中にオクラを何本も入れ、「すごい大好き♪」といって食べているのです。
まるでそれがメインディッシュかのように・・・。

食わず嫌いだった私も、そんな光景を目の当たりにしたら、なんとなく一本チャレンジしてみたくなりまして。
ホントはいけないんだけれど、一本いただいて食べてみました。
そして一言、

「男臭い。」と。

だって、なんか男臭い味がしたんですもの。表現力が足りないのは十分承知です。
でも、あの時の私にはそれが精一杯の語彙。
「オクラ=男臭い」です。

あまりにも何度も繰り返す私に、彼女は「やめてよぉー!」と周りを気にしつつ言ったのを覚えています。
「男臭い」では私の思いがうまく伝わらず、おかしな妄想ネタを提供してしまったようなので、「青臭い。なんか、おじさんの匂い。」など、後から付け足したものの、むしろ言わない方が良かったような気も。

結局、食わず嫌いだったオクラは、食べてみたら「男臭さ嫌い」に。

それ以来、オクラに対して興味を持つこともなかったのですが、今日、久しぶりに行ったその店で、オクラと再会(?)。
またしてもチャレンジ精神を発揮し、一本食べてみたら、あの時ほど男臭くなく・・・。

おかしい。おかしい。と、何度も確かめるようにオクラを食べてしまいました。
もしかして、これって、恋?
最初は嫌いだったのに、いつの間にか気になる存在♪ってやつでしょうか。



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