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今日の昼前に、お父さんが再び東京から帰ってきた。 仕事でこっちに来るから、そのついでに。 今日は帰りが遅くなるって…それは私にとっては困った話で。。 私の過食の真っ最中に突然帰ってこられたらどうすればいい? 前にも何回かこういう事があった。 私は慌てて食べ散らかしたお菓子の袋や残骸を隠した。 隠した、というよりも家具の隙間に押し込んだというか…。 とにかく焦る焦る! お父さんは私の過食のこと知ってるとわかっていても やっぱり過食真っ最中の姿は絶対に見せたくないし、見て欲しくない。 今夜は落ち着いて過食できないのかぁ…。 そういえば、と気付いてみれば今日は月曜日だった。 学校で授業あるのにすっかり忘れて、 午前10時に起きて家に誰もいないのを確かめるとすぐさま過食スタート。 それに今日は数学のテストが…! ショックと不安で急に苦しくなって、それを打ち消すために食べる食べる。 ご飯 --- 茶碗2杯分 肉まん --- 1個 卵焼き --- 卵3個分 食パン --- 3枚(6枚切り) 卵 --- 2個 ぜんざい --- お椀3杯分 リンゴ --- 1個 みかん --- 1個 コーヒー --- 1杯(砂糖大量) きなこ --- 大さじ4杯分(砂糖大量) 食パンの縁にマヨネーズで堤防を作って、その中に卵を割りいれる。 塩コショウをして、そのままオーブントースターで焼くだけ。 午後4時に過食嘔吐が終わって、弟が学校から帰ってきた。 その直後にお母さんから電話があった。 弟は受話器を持ったまま台所でキョロキョロしだした。 『冷蔵庫の中?…ないよ肉まんなんて。どこ?』 …すいません、私が過食しました。 『昨日の残り物のご飯?タッパーの中って、それどこにあるの?』 …すいません、私が過食しました。 弟の様子で、お母さんも私が全てを食べ尽くしたことを察しただろうな。 「何でもかんでも食べてしまって…!」と怒っているはず。 もう理解してくれなんて思わない。 私の過食が迷惑極まりないことは明らかなんだから。 ただ口に出して干渉してきたり、罵ったりせずにいてくれればいい。 お母さんの私に対する気持ちが、心配から苛立ちに変わっていても 何も言わずに無視してくれているのだから、私は感謝するべきなんだ。 明日は部活でミーティングがあるし、塾もある。 行きたくなくて仕方ないけど、とにかく家を出れば何とかやっていける。 寒くなって外に出るのがますます辛くなる。 『倒れんでよ。』と友達に笑われた。 30kg台なんて嫌だ。。 何とか40kg台でいないと生理が止まる。 チビでガリは嫌だ。 幼児体形は嫌だ。 …でも太りたくない!! |
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