ラスベク変換
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今日はスーパーの駐車場で事故を目撃しました。
トイレを借りにスーパーに行ったのです。 で、借りた代わりに自販機でお茶を買っていたら後ろで、「バッキッ!」と音がして。 ん?と振り向いたらサニーがハイラックスサーフのバンパーに斜めにぶつかっていて。 サニー、サーフの脇に駐車しようとしてぶつけたんですね。 だから、サニーは一度後ろにバックして、再度入れ直したんです。 そうしたら、またもやバッキッ!とぶつけて。 一度目は音だけでしたが、今度ははっきりその現場を見てしまったわけです。 運転手はヨボヨボの爺さん。 3度目で白線内に駐車したこの爺さん、店内に入っていきました。 当然ね、サービスカウンターに行くものだと思ったんです。相手の車の持ち主を呼び出してもらうために。 でもなんか心配だったんで後を追ってみたんです。 そしたら、かごを持って買い物を始めちゃったんです。 あら〜、やはりそうなの? 仕方ないから私がサービスカウンターへ行って被害車両の持ち主を呼び出してもらいました。 でも、館内放送が聞こえなかったようで、持ち主は来なかったんです。 だから店長が、仕方がないんで私がぶつけた方と話しますんで、どの爺さんか教えて下さいってことになって。
爺さん、「俺はぶつけてなどいない。ぶつけたらきちんと話す」と言い出して。 仕方ないから、「私一部始終を見てしまったんですよ」と爺さんに私が切り出して、現場に店長と3人で行きましたよ。 でもやはり爺さん、「俺はぶつけてなどいない。俺の車のバンパーは前から傷ついていた」と言い出して。 はぁ…。
私はあの爺さんの年齢(推定75歳弱)になったことがないので、感覚というものがどれほど年齢により麻痺するのかは分かりません。 が、爺さんは車を降りてから、ぶつけたことを確認するように何度も後ろを振り返って店内に入ったんです。 私の目の前を通って。 爺さんには悪いけど、シラをきるにも目撃者(私)が悪すぎましたね。
結局、その時には爺さんシラをきり続けて何の進展もなく、見かねた店長が、「お客さん(私)もお忙しいでしょうから、あとは私がやりますんで」と言ってくれたので、私は仕事に戻りました。 でも直ぐに警察から私の携帯に電話が来て、住所、氏名、生年月日、仕事とその内容を聞かれました。 ひとつには目撃者として。もうひとつには、本当は自分でぶつけておきながら、爺さんに罪をなすりつけようとしている容疑者として。笑 ははは、警察はそんなものです。 私はこれまで警察のいい加減さに何度も閉口しているので、別に気にもしませんが。
実は、こんな感じで事故現場を目撃して、それも事故処理上の鍵を握るような目撃者になるのはこれが3度目なんです。 前回の時には、警察署に出向いて調書を作成しました。目撃者調書っていうんですか。 そのときの事故は、ちょっと私も驚く、えっ、あれ?バイクの人、死んだの?って感じの事故で、軽自動車と接触したバイクの爺さん、頭のてっぺんから地面に落下してピクリとも動かなくなったんです。 まぁ、脳震盪だったんですけど、病院で精検したら軽いクモ膜下も見付かって。 でもその因果関係が、事故でなのか、その前から出来ていたのかが分からなくて、とにかくバイクの爺さんが左折のウインカーを出していながら直進したから起きた事故であるってことを私が証言しなきゃいけなくて。
なぜか私はそんな感じで事故現場に出合うのです。
今日の爺さん、自分の非を認めたのかなぁ?
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