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2006年07月16日(日)   私達の関係は。  

日曜はIとドライブ。
遅くおきた私とIが会ったのは11時過ぎ。
何処へ行くともなく車を走らせるのはIの癖。

海のほう、山のほう、台場方面、

行き先を決めるとすれば、そのぐらいだ。


車の中では、色んな人の嗜好がごちゃ混ぜになったipodシャッフル再生。
ハードロックはアタシだし、レゲェはTだし。その他モロモロは会社の同僚から。


覚えた曲を口ずさみながら、窓の外の景色を眺める。


車中の会話は殆どといっていいほど無い。
歌いたいときは歌い、眠くなったら眠り、
風景を見たいときは窓にかじりつき。


運転しながらIが何か話すけれども。
声が小さくて、聞き取れないことが多く。
付き合い当初は、何度も聞き返して、やっと理解していたことも。
今では、聞こえた音を頭の中に取り込み、なにやら推理して組み立てる。



一生懸命聞き耳立てる必要も無いと理解したとき、
其処には、諦めが多少必要だったけれども
それが多分、私とIの間でのルールのひとつ。


ふと。
君に再婚話を持ち出されたら如何しようと思う。
ひやりとする感覚とともに、まだ自由で居たいと思う諦めの悪い私。


今がとても良い関係。
きっと。再び君と一緒に生活することは二度と出来ないと思う。
丁度良い距離感と丁度良い間柄、
ダラダラし続けることになんの意味も無いと解っていつつ、
其処から動けない私達。


きっとどちらかが再婚話を持ち出したとき、
お互いの今後がはっきりするようにも思う。
どちらも口火を切らない、、責任を取りたくないから。



そんなIの元に、彼の叔父さんの訃報が入る。
祝日の明日、一緒に高原に出かける予定だったけれども、
通夜が入った為キャンセル。


高原は来週にしようといわれた。
けれど来週は、Aと出かける約束が入ってる。


いっそ、遊び友達が沢山出来たことを告白すればよいのだろうか。
そうすれば、君と私の関係がもっとハッキリするのだろうか。
でも其れが出来ないで居る。












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其れきり、Iからのメールは途絶えた。

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