花屋のEが出張中。
もしメッセンジャーで俺の名前がログインしてても話しかけるな
このヒトコトをかなり急いでいる感で送信してきたのが一昨日。 なんだか画面の向こうは難しそうな空気だ。
(誰かがあなたの名前で)ログインしてたら、そいつを口説くよ
冗談のつもりでそう返信したら、「この馬鹿(笑」と返ってきた。 社長さんというのは何かと大変らしい。
君に言えていない事がある。 今更の話になりそうだし。 なんだかめんどくさそうなので今後も言わないつもりだけど。 私の携帯には君の連絡先は残ってない。 番号もメールアドレスも、おそらく削除してしまったんだろう。 もう会うことは無いだろうと思ったんだもーん。
逆に、君の携帯に未だに私のアドレスが残ってたことが不思議だ。
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Aから、週末のデートプランについて電話が来た。 温泉→プール→温泉(秘湯) コロコロ行き先が変わり。 無謀が好きな私は、「会える」ことが重要で、「場所」にこだわりが無いことに気づく。 結局、洋服が買いたいという話題から、お台場に行くことに。 だったら、映画が見たいと言ってみる。 彼の会社で作らされたカードで、いくらかまでは無料で使える枠があるらしく。 それで見れるはずだとすんなり許可がおりた。
買物と映画。
デートみたいだとはしゃいでいた。 あまりにもはしゃぐので、なんだか私も楽しみになってきた。 デートを楽しみにするなんて、かなり久しぶりの感情だ。
Aは、実質、東京へは「出張中」の身。 1年かそこらで大阪に帰るという事実。 言葉の端々に東京で彼女を作るつもりは無いと言う。 余計な言葉だと思うのだけれども。 だったらその壁を崩してみるのも面白いかなと思う。 1年だしね。
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