Aから電話が来る夜。 電話を取ると、Aの声と一緒に、駅のホームのアナウンスが聞こえたり。 ザワザワと外の音が一緒に響いていたりする。
ああ、駅に着いたんだね、お疲れ様、と言うところから始まり、 Aが家について、私が睡魔に襲われるまで、電話は続く。
平均すると、2時間をゆうに越えて。 23時過ぎにかかってきた電話が、 明け方4時近くまで続いた時もあった。
いつも、其処まで話が出来ることに感心してしまう。 自分の身体が疲れてきたら、 きちんと自己主張しないと、睡眠不足生活に陥りそうだ。
最近、私がかなり疲れているから。 温泉に行きたいとポツリとつぶやいたことを覚えていてくれたのか。 本を買って、ピックアップしておいてくれたらしい。
そういうのは、嬉しいね。
早速、今週の日曜日、はるばる群馬まで行くことに。
付き合う前に裸を見合う私達って如何なの。
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