私を娘と呼ぶ、社会の父2代目に会った。 どれくらいぶり。たぶん2-3年ぶり。
前々から。 Sherryちゃんに会いたいと言ってますよ、という言伝は聞いていたけれど、 単なる社交辞令のひとつとして捉えていた。
父のオーラは凄いのだ。 眼力がすごいというか、なんていうか、心の奥底までのぞかれそうな。 あんど、霊的な何かをとても感じるので、 会うととても興奮するし、疲れもする。 だから、ちょちょっと距離をとっていたのだが。
結局、父のお膝元に帰るという状況になり。 改めてご挨拶がてら、父も参加しているというイベント会場へ向かった。
仕事が終わってから向かったから、すでに始まってて、場内は暗く。 用意されたテーブルにこそこそと座る。 とたんに後ろからものすごいオーラを感じ。 振り返ると、父がずんずん歩いてきた。
思わず立ち上がって、挨拶する。
よく来た!と顔をほころばせてくれた。 相変わらず、ものすごい威圧感だ。
そして、用意されたテーブルというのは、場内の一番奥、 父と同じテーブル、、うわ。これじゃぁタバコも吸えないし、飯も食えない。 そのくらいの威圧感なのだ。
ぽんぽんと、私の話をする父。 元旦那とは縁が切れたのか?とか 身内の具合は如何だとか。
記憶力の良さにおののく。
なんでこの人と知り合いかとよく聞かれる。 どういう繋がりなんだと問われる。
アタシだって解らない。 たまたま、声を掛けた人間が、父の腹心の部下だったという話で。 過去に会ったといっても数回しかない。 いつも同じテーブルに座らされてたのは、単に部下の連れだったからの話で。 挨拶程度のかかわりしかなかったはずだ。
可愛がられる理由なんて、 アタシにだってわかる筈もない。
第三者に表現させると、無言で頬に人差し指をあて、まっすぐ下に下ろす。 そうなんだろうな、と思っても、実際に私が知っている顔は、 いつも穏やかで、気を細かく配る、威圧感の凄い人だ。 威圧感。。違う、存在感か。
そういえば、昼間、友人に、 Sherryの知り合いって、ほんとみんな独特だよね、と云われた。 確かに、個性的な人が多い。 私がそういう類の人が好きだからというのが理由だろう。
にしても、街中で石を投げたら、関係者という環境に いつまでもつか、わからないけどね。
説明のしようがないの。 父のグループについて、詳しくなんて話せない。
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