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2006年10月26日(木)   God:父。  

私を娘と呼ぶ、社会の父2代目に会った。
どれくらいぶり。たぶん2-3年ぶり。

前々から。
Sherryちゃんに会いたいと言ってますよ、という言伝は聞いていたけれど、
単なる社交辞令のひとつとして捉えていた。

父のオーラは凄いのだ。
眼力がすごいというか、なんていうか、心の奥底までのぞかれそうな。
あんど、霊的な何かをとても感じるので、
会うととても興奮するし、疲れもする。
だから、ちょちょっと距離をとっていたのだが。

結局、父のお膝元に帰るという状況になり。
改めてご挨拶がてら、父も参加しているというイベント会場へ向かった。

仕事が終わってから向かったから、すでに始まってて、場内は暗く。
用意されたテーブルにこそこそと座る。
とたんに後ろからものすごいオーラを感じ。
振り返ると、父がずんずん歩いてきた。

思わず立ち上がって、挨拶する。

よく来た!と顔をほころばせてくれた。
相変わらず、ものすごい威圧感だ。

そして、用意されたテーブルというのは、場内の一番奥、
父と同じテーブル、、うわ。これじゃぁタバコも吸えないし、飯も食えない。
そのくらいの威圧感なのだ。


ぽんぽんと、私の話をする父。
元旦那とは縁が切れたのか?とか
身内の具合は如何だとか。

記憶力の良さにおののく。

なんでこの人と知り合いかとよく聞かれる。
どういう繋がりなんだと問われる。

アタシだって解らない。
たまたま、声を掛けた人間が、父の腹心の部下だったという話で。
過去に会ったといっても数回しかない。
いつも同じテーブルに座らされてたのは、単に部下の連れだったからの話で。
挨拶程度のかかわりしかなかったはずだ。

可愛がられる理由なんて、
アタシにだってわかる筈もない。

第三者に表現させると、無言で頬に人差し指をあて、まっすぐ下に下ろす。
そうなんだろうな、と思っても、実際に私が知っている顔は、
いつも穏やかで、気を細かく配る、威圧感の凄い人だ。
威圧感。。違う、存在感か。


そういえば、昼間、友人に、
Sherryの知り合いって、ほんとみんな独特だよね、と云われた。
確かに、個性的な人が多い。
私がそういう類の人が好きだからというのが理由だろう。

にしても、街中で石を投げたら、関係者という環境に
いつまでもつか、わからないけどね。

説明のしようがないの。
父のグループについて、詳しくなんて話せない。





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だから、知らない、という事にするの。



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