ユキマークブック。...ゆき

 

 

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元妖怪人間より。〜脱妖怪時代〜 - 2002年09月14日(土)

→その2

朝は時間がないのでもともと食べないが
仕事しなくちゃ、
休憩なんかとってる時間ない!と、
ずっと仕事をしていて。
そして深夜に帰ったら
どうせ朝も昼も食べてないし、もう寝たい…。
カロリー高めの飲み物だけ飲んでおく、
そんな日が続いて2週間で一気に体重も落ちて。

8月、ひとつめの大型企画が完了したあと、
私は2週間の夏季休暇をとる予定だった。
上司のOKももらって、
前半を友人との旅行、後半を帰省にあてるつもりで。
ところが、ふたつめの大型企画が決まって、
2週間の予定を10日に縮めた。
でも、ちょうどその期間に重要な会議が決まって、
「ほんとに休むつもりなの?休めると思ってるの?
 代行に任せていいのね?後で文句は言えないのよ」と、
休ませたくないのか、単に言い含めているだけなのか
もう私にはそれさえも分からないことを上司に言われつつ、
旅行分の6日だけでいいから、と無理矢理休みをとったのだ。

確かに会議も気にはなったけど、
気分転換をしないとどうにかなりそうだったから。

そして、14日の夜は2時半まで働いて
15日は22時に帰らせてもらって
16日は6時起きで、私は北の大地へ飛び立ったのだった。

初日は、会社のことが気になって気になって
そして、なんだか何も話す気にならず、
口数も少ないまま車に乗り、
空港からの途中で立ち寄ったクラーク博士の立つ丘で
ぐっすり3時間ほど眠って。

私を飛行機に乗るだけにして
全ての企画と手配をしてくれた友達にありがとう。
そして彼女との付き合いは長くて
喋らないなら喋らないでほっといてくれるし
今回、休むか休まないか迷う私に、
「そんなん言うてたらあんたずっと休まれへん!
 ええからあんた休み。先にええって言われてて
 日も短くしてんから遠慮せんでいいねん」と
そうかな…そうよな…と思うくらい、
押しも強く催眠術もかけてくれた。

そしてついぼーっとなりがちなナビとして
「ユキコどこで左曲がんの」
「んー?さっきの交差点かな」
「ユキコ・・・」
…などという会話を幾度となく繰り返しながら
“北海道はでっかい道ツアー〜早く人間になりたーい〜”が
ガタピシと始まったのであった。







...

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