1日雑記

2001年03月10日(土) 今ここに在る…

今ここにいる可能性…というか
この場所で書いていることの確率というか。

今…うん、例えば席替え。多分多くの人が経験してる。
じゃあ、その席になったときの確率って…。
40人いたら(今はもっと少ないのかな?)
簡単に考えて40!(40の階乗)分の1なわけ。
つまり40×39×38×………×3×2×1。
大体8×10の47乗。(計算が間違ってなければ)
つまり8のあとに0が47個つく。
そんな中でたった1通りが…決まる。
1回の席替えならね。
2回やったら4×10の47乗。まぁすごい数だよね。
たった1回の席替えですらここまでの可能性があるわけで。
いままで生きてきた中で分岐を数えると―数えられるならばだが―
とんでもない数、少なくとも表現できないほどの数あるわけ。
そのうちの1つを通って今ここに在る。
結構すごいことだよね。

例えば今、二者択一をせまられたとする。
そのとき一方を選んだとして、その中で人生が先に進む。
例えこれがたいした選択でなくても。
するともう一方は…選ばれなかったものとして
一生、選ばなかったものとして、記憶される。
だけど、その選ばなかった方を選んだ世界も存在する。
自分のいる世界とは別に。
この選択がたいしたものでなくても
違った世界として別に存在する。
(無論見えないし、行けない。存在の可能性だけはあるが)
各々の人において、このように可能性ごとの分岐を作れば
次の瞬間には数え切れないほどの世界が存在するわけ。
そんななかの一つにいるわけだからやっぱりすごいと思う。
その一方で…これらの世界に自由に行くことができたら
人生をやり直したいっていう
願望もかなうんじゃないだろうか?
正確に言えばやり直した後の世界を見ることができる、
行くことができる。
でも、今ここに在るのは偶然だけじゃなく
必然によるところが大きい。
もう一度同じ選択を迫られたら
やっぱり同じ答えを選ぶんじゃないだろうか。
例えそのとき違った答えを選んでも
結局来るところ(行き着くところ)は
そんなに変わらない世界なんじゃないだろうか。
そうすると、ここに在るのは…必然かな?
多少の違いはあるにしても。

結局僕は何を言いたかったのだろう?


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