1日雑記

2001年05月21日(月) 解釈

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
…戦いなんかするときはこれでいいんだけどね。
近年なんか戦うことはほとんどないでしょ?
ゲームとかでもない限り。
とりあえず意味を考えてみたり。
―早い話が勝てる敵としか戦うなってこと?
情報が勝敗を大きく分けるという考えもできるけど…
身の程を知っていれば自分より強いものと戦う理由は無いでしょ。
戦争なんかでは国家のプライド、誇りのようなもののために
勝てない戦いに挑んで死んでいく人が多いんだけど。
それにしたって戦ってるのは「兵士」だし。
ちょっと話がずれた。とにかく勝てる敵としか戦わなければ
確かに百戦危うからず、かな?
危うくないだけで必勝といってるわけでもないし。
では、自分より強いものと出会ってしまったら?
「三十六計」
ちゃんと昔の人は考えてるんだねぇ…(ちがうか?)
これを現代にも適用してみると…
例えば絵や音楽。
あるレベルまで達してた人。
誰かの絵や、音楽が良く感じて真似してみようとする。
その絵とかの雰囲気がだよ?
音楽ならジャンル、絵なら画風と
自分のやってるものとそのものが違うものであったら。
自分で満足できるものが出来上がるだろうか?
どうしても、タッチやリズムの微妙な違いが大きくないだろうか?
無論…他の、自分以外の人にはそれでいいだろうけど。
だからプロだって成立するし。
ただ自己の満足の具合から言えば…。
自己の系統立ったもの。それに近いものほど近いものが出来上がる。
それは満足のいくものかもしれない。
全然違うジャンルのものをつくるよりは。
「自分の持ってるものを知り、
 目標となるものを知る。
 そうすればなん作品でも満足のいくものが」
…自分で書いてて自信ないです。
どんなにジャンルが違おうが、
描いたり弾いたりしてるときは楽しいしね。
楽しむだけならこんなことはする必要はない。
視野が広がるのは悪いことじゃないしね。
ただし、目標があるなら…
それに無かって一直線に進むのが
とりあえずはいちばん早いと思いますよ。
そのうえで回り道(寄り道)をしてみるのは確かなプラス。


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