No Problem

2002年12月06日(金) 発熱

 昨夜も、鼻の穴にティッシュ詰め込んで寝た。(T_T)
片方はつまっていて、片方は水っ鼻なので、こうするしかないのだ。
朝起きて体温を測ったら37度3分。
今回の風邪は、ガーっと熱がでないのでいつまでも長引いている。

 昼間はとにかく寝る。
途中38度まで上がったので頭を冷やす。
夕方まで息子の友達が遊びに来ていたのだが、耳にはさんだ会話。

「ねぇねぇ、haji君っていつも部屋にひとりで寂しくないの?僕はお風呂入るのも寝るのも妹と一緒だよ」
息子がなんと答えるかじっと耳をすましていたが、黙っていたようだ。
 あたしは胸がつまってしまった。
ここ3年くらいは「妹が欲しい、弟が欲しい」とさすがに言わなくなったが、幼稚園の時は「妹ができたら名前は桃子だよ」と言って、家族4人の絵を書いていたりしたのだ。
 ほんと、ごめん。でも、仕方ないんだよ、こればかりは。

 夜、ピーターパンを映画でやっていた。
ウェンディの弟たちが2人で、眠る前に、海賊ごっこをやっている。
兄弟がいるってことは、相手のある遊びができるということ。
息子はどうしたって、本を読むくらいしかない。
いつも、ゲームをしたがるので、ダメっていうけれど、トランプもオセロも一人じゃできないもんな・・・。
だから、一人っ子は、精神的に成長するのが早いとも聞く。
かたや、おやつを取った取られたとけんかしたり、ちゃんばらごっこをして遊んでる時に、一人っ子はじっくり本を読み、空想の世界にふける。

 「みんな、弟や妹がいるのに、どうして僕にはいないの?」と幼稚園の時聞かれた時は、「順番だよ。きっとうちにも赤ちゃんくるからね。」と言っていた。
あきらめるようになった時には「神様が決めたのよ。ここは子供がいないのがいい家、ここは子供がひとりだけいるのがいい家、ここは子供がふたりいるのがいい家って。うちは3人家族が一番いいなって神様が思ったんじゃない?」と言っている。
 あたしも夫も一人っ子の気持ちはわからないけれど、怒られた時、うれしかった時、学校で困ったことのある時、お布団の中でぼそぼそと一緒に話ができる仲間がいるのといないのとでは、随分、違うんだろうな。
  
 でも、仕方がない。どう頑張ったってできないものはできないのだ。
息子には悪いけれど、ほんと、どうしようもない。
だから、ぎゅううううっと抱きしめて、「この世でたった一人だけのママの大事な大事なだ〜いじな赤ちゃん」と言うと、「なんだよぉ、ったく」という顔をしながらも、うれしそうな顔をする。
母子分離しなさいと言われても、するもんですか。ふんっ!

 体はしんどいけれど、今日は一緒にお風呂に入ってあげようかと思う。
熱も下がったし、さっぱりしようと思って熱い湯船につかったら、どばどば汗がでてきた。お風呂からあがってもしばらく汗が吹き出て止まらない。
寝る前に卵酒を作って飲んだら、また汗がだらだら。これで、治るかなぁ。


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