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2001年03月21日(水) |
タリバーンと日本神道原理主義 |
下手人は時に被害者を装う。
アフガニスタンのイスラム原理主義「タリバーン」がバーミヤンの仏教遺跡を破壊したことに関していわいる欧米先進諸国がこれを野蛮な行為として非難しているという報道がなされている。 笑止千万。 そもそも「タリバーン」を支援していたのは誰か? アフガン戦争時、旧ソ連に対抗するために欧米諸国が彼等を増長させたのは周知の事実。 本音で言えば欧米キリスト教圏の者にとって「タリバーン」が異教の仏教遺跡を破壊しようが知った事ではないのだ。そんなことは最初から解っていて彼等を支援していたのだから、今更彼等の行為を非難すること自体、お笑い種だ。 実のところ、あの破壊行為をもたらした真の下手人は厚顔無恥な欧米先進諸国なのだ。 むしろ「タリバーン」の立場からいえば、アフガン戦争時、あれほど支援していたくせにソ連が消滅すると途端に手の平を返すのごとく、テロリスト国家のレッテルを貼り、国際社会なる枠組みがら排除し、経済制裁を押し付けてくる対応には不条理を抱いていたはずだ。 彼等はこう思ったはずだ。 「我々は本気だ。イスラム原理主義なるものがどんなものか思い知らせてやる」とね。 その結果として仏教遺跡爆破という行為が生まれたのである。 それはまた「タリバーン」とは如何なる存在なのかを偽善世界に見せつける絶好のパフォーマンスとなったのだ。 ある意味、その研ぎ澄まされた強い意志は見習うものがある。 現在、この世界は「国際スタンダード化」「無国籍化」という、一見国際社会の均衡化をめざすかのような美名のもとにあらいる文化、民族、宗教の破壊策謀が押し進められている。 均衡化という美名の元、現実には特定の国際金融機関とそれを背後で操る邪教徒の一極世界支配策謀であることに疑いはない。
「グローバルスタンダード」=邪教徒による世界金銭奴隷化計画に他ならない。
「世界経済の安定に貢献する」というようなお題目に従順に従わんとする、この國の行政府のやらんとすることは、即ち、国際金融機関と邪教徒に自らの生命、財産を献上し奴隷となって尽すことを意味する。 今、日本の宰相がアメリカ合衆国に赴き、そこの大統領に対して「ゼロ金利政策」をお土産に、やれ「日本経済活性化のために土地の流動化を計る」などと哀願する様は正に奴隷と王の関係ではないか? いつ、我々日本国民が国際金融機関のために神聖なる自分達の土地と財産を献上したいと頼んだ? いつ、我々日本国民が自らの文化、宗教を捨て、邪教徒の金銭奴隷になりたいと申し出た? いつ、我々日本国民が自分達の平穏な生活よりも高利貸の使い走りとして酷使されたいと願った? いつ、我々日本国民がバブル期の再来を望んだんだ?
このような欺瞞と不条理を我が国民に押し付け、邪教徒の従順な奴隷に洗脳しようとする策謀に曝され続けている状況下、イスラム原理主義「タリバーン」の揺るぎない決意と実行力は大いに学ぶべきだ。 たとえば日本が所有する米債券を全部売り払ってしまうとか、核武装宣言してあらいる干渉を排除する鉄壁な軍事力整備に着手するとか、手段は幾らだってある。 そのためには、我々日本人が再び鉄のような意志で結束する必要があろう。 そう! 「日本神道原理主義」だ。 アマテラス戴く伊勢神宮の御神体を主権とし、あらいる干渉を排除する鉄壁な國造りを目指す。 それのみが日本人が自立した誇りある民族として生きていける唯一の政策であろう。 そのためには、この國に巣食う邪教徒の下僕と売国奴集団を実力で排除する「禊」が必要である事はいうまでもない。 我々に与えられた時間はもう残り少ない。 だが「タリバーン」は我々の行くべき道を教えてくれた。 あとは実践あるのみ。
「グローバルスタンダード」が世界を平等で平和で差別のない未来に導くなど真っ赤な嘘だ。 その真の目的は世界から富を搾取し、民族紛争を多発させ、相争わせ、反目させ、その状況下、武器取り引きを活性化させ暴利を稼いだあげく、世界を戦火に陥れ、破滅に導くという悪魔の意志そのものである。 騙されてはならぬ。
絶望皇太子
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