とどすダイアリー
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朝のテレビを見ていたら(日本語放送だよーーん)日本では裏ピースなるものが流行っていると。何じゃそりゃ。その昔、ヒッピームーブメントからだったと思うけどピースサイン、ピースマークと言うことで日本流で言えば「チョキ」を掲げたものだったが、その時はチョキの手の甲側が自分の顔を向く、逆に言えば手のひらを相手側・向こう側に向ける形で腕を伸ばしてサインを出したと思う。ビートたけしがパロってやっていたのを思い出すなあ。
それが最近は逆に手の平を自分の方に向け、腕を伸ばさずにチョキを顔の近辺に持ってくるのが流行っているらしい。番組で解明したところ、これはプリクラで写真を撮る女の子が発信源で、曰く「その方が自然な笑顔になる」、曰く「顔の気になる部分を隠せる」とか、どうやったら自分が可愛く写真に写るかを相当研究している。更に、顔を白く・美しく写す為にはカメラに目一杯近付いてストロボの光を目一杯受けると良いのだそうだ。どアップに対する恐怖心は全然無いらしい。 まあある程度のハレーション効果が出るので、肌の細かいポイントは全部飛んでしまうから昨今の化粧テクニックの抜群な子達にはもってこいなのかも知れない。
そしてこうやって撮影すると、腕を伸ばしてのピースサインは不可能となり、腕を縮めての裏ピースが必然となるのか。
いやはや新しい文化の伝搬力は想像を超えている。そしてそれが結局「口コミ」によるものだと思われるところにマーケティングの新展開があるのではないだろうか?(広告代理店のOsapoohさん、読んでたら感想チョーDinah)
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