いつもふと思う
今いる自分は本当の私?
誰もがきっと感じる
自分という存在への疑問
いつからか
希望や期待など持てなくなった
どこからか口笛がきこえてきて
温度を上げるココロは
風にあてられ少し冷えてしまっている
私の中にいる女
欲しいモノは欲しいと言える
私の中にいる誰か
さびれた夜がここちよくて
遠いところでいつも叫ぶ
悲しみの空を眺めると
私はそれに染められて
よろこびの歌を歌うと
私はまたそれに染められる
いつか出会った小さな光にも
希望や期待を抱かぬように
ココロに何度もブレーキかけて
どこかにおき忘れたモノを
今必死で手探りする女はとても情けないもの?
涙をぬぐう力がまだ残ってる
溺れてさまよって力つきた私を
ひろいあげてくれた灯火を
決してため息で消さないように
曖昧だったカタチを
大切につくりあげた光
影をも美しく照らす
決してため息で消さないように…
過去の悲しみを
美しい思い出へとかえるのは
現実逃避にも見える
だけど未来が美しく映るなら
少しだけほんの少しだけ
この光に向かって歩いてみてもいいでしょ?
決してこの光を悲しみにかえぬように…