あの日つけた二人の愛の終止符
だけどずっと忘れていた心の後片付け
あれもこれも床に散らかったまま
この部屋を時には留守にした
街で騒いで疲れ果て
泣きたくなったら部屋に帰り
あの頃から残っているかおりに
また抱き締められて夢を見る
繰り返し繰り返し潰れては泣き笑い
その度に想いは募るけれど
君に出会えたからこそ
今の僕が存在する
そう心からやっと感謝できたから
部屋に散らかった思い出達を
一つずつ胸にとめてゆっくり時間をかけて
鍵のついた宝箱にしまい込んだ
鍵を閉めた瞬間に心は澄んで笑みが零れ
窓から陽が射しぬくもりは相変わらずで
君を大切に想う事も揺るぎ無く在り
軽くなった足と胸は
温もり増やした心と宝箱引き連れて
光る空気を吸って足跡つけていく
煌く明日へ向かって