ひよ日和♪
ワーホリから帰国。再び日本で、あたしが思うコト。

2004年05月28日(金) ロンドン塔。

今週の初め、

再び観光に行ってきました。



その場所はロンドン塔というところ。




ロンドン塔はさまざまな用途で使われたところで

国王が住んでいたこともあるし、

人々が処刑されたこともあるところ。




その処刑された人の数が

もうホント数え切れないくらい多いらしく、

呪われた塔と言うくらい

おどろおどろしい歴史を持つ塔なのです。

なんと1番最後に処刑された人は

今からわずか60年前らしい。





そんな異名を持つこの塔も

今では、そんな血塗られた歴史に興味津々の人々を迎える

観光場所に。





その入場料金は日本円で2000円を上回る程の高さですが、

観光客は絶えません。





もちろんあたしもそんな歴史に好奇心いっぱいな

観光客の1人なんだけど。おほほ。







処刑された人の中には

普通に罪をおかした人もいるわけですがそれだけではなく、

宗教の違いから政敵と見なされて処刑された人や、

新しく妻をめとるがために邪魔になり、

国王に処刑された前妻たち、

自分の地位をおびやかす存在であるために

自分のいとこである姫を処刑したり、

他にも、おじがまだ10代の王子を殺したりもしたわけです。





昔のイギリス王家ってコワイねー。





もちろん悪い者たちは

見世物にされて殺されるしね。

処刑台や拷問のための道具も展示してありました。

さらに昔の処刑台場所も示されてあります。






そういうどろどろした争いの中で

悪くも無いのに殺された人って

いったいどれくらいいるのでしょう。

それを思って、見て回っていたら気が重くなってきちゃいました。






ここには他にも国王の戴冠式に使われた、

数々の高価な宝石が散りばめられている王冠なども展示してあります。

ちょっと見たけど贅沢しまくりって感じ。

でも数々の人々が処刑された場所に

王家のジュエリー館があるっていうのも変な話よね。






このようなイギリスのロイヤルファミリーの

いまだ健在の贅沢ぶりを処刑された人はどう思うんだろうか。






色々な意味で興味深い場所でございました。


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