そういえば思い出したのですが、
白浜の温泉旅館で泊まった日の夜、
ちょっと怖い思いをしたのです。
その日は疲れもあるし、
次の日早く起きなければいけないのもあるし、
早めに寝たんです。
早いっていっても12時過ぎですけども。
あたしはすーっと気持ちの良い眠りについていたハズなんです。
ハズなんですけども、
夜中に何かの音で意識が戻ったんです。
それはトイレの水がジャーッと流れる音。
『あぁ、彼氏さんがトイレにいってるんだな。』
そう思ったあたしは
目も開けずに夢うつつでした。
それでも、彼氏さんがドアをソーッと開けてくる瞬間を
待ち構えておりました。
しかし。
いつまで経っても彼氏さんが戻ってこないんですよ。
アレッ。おかしいなー。
何で戻ってこないんだろう。
そう感じていた瞬間に
意識がさらにはっきりしてきて、
気がつきましたよ。
彼氏さんが隣りで寝たままだということに。
トイレになんか行ってなかったんですよ。
えっ?でもあたしはトイレにいったと思ったのに。
じゃあ、何だったのあの音は。
夢だったわけ?
夢だとしてもあまりにも現実とリンクし過ぎていて
怖くなっちゃいました。
本当につながりすぎてるんだもん。
でも彼氏さんが起きたときに聞いたら
一度もトイレになんか行ってないというし・・・。
じゃあこれは夢なんだよね。
霊のしわざとかじゃない限り。
気にしすぎなのかもしれないけれど、
その夜はそのあとしばらく
眠りにつけませんでした。
起きた時間もちょうど丑三つ時だったし・・・。
もう2度とこういう体験はしたくないよー。
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