2005年06月11日(土) 芸術は爆発だぁ!〜マーズ・ヴォルタ
今日、私はヤラレてしまいました。
…キャアア。何やら物騒!って。全然ちがうんですけどね、むろん。
ええっと。今朝、朝っぱらからアーティストのバイオ書きという細かいお仕事をしておりました。その内にマーズ・ヴォルタがあってCDを足元においてある小さなカセットデッキみたいので聴いていたのですが…。
ゾオオオオオオゾッゾゾゾゾゾゾゾオオオオオオオオオオオオ!
足元から、足元から、足元から、すごいすごいすごいすごい何かが這い上がって来ました!それはエネルギーの塊。衝動の塊。人間の形をした何か。とてつもない何か!
そうなんです!マーズ・ヴォルタ。とてつもないんですわ。久々に。久々にそのものすごおおおおおおおおおおおおいモノにヤラレてしまったんです、和田。
そのアルバムの名前は『フランシス・ザ・ミュート』。今年の2月に出ていて、カセットテープで以前にいただいた時も聞いておりました。それで「ええとちゃうんか?」くらいに思っていました。が。とんでもなかったです。
これは例えるなら、ドでかい美術館の壁一面にかかっている巨大な絵。闇雲に筆を運び、あちこちに絵の具が飛び散り、何が一体描いてあるのか皆目見当がつかん!しかしとにかくとんでもないエネルギーで、その絵の前に立つとガアアアアアアアンと圧倒される!!圧倒されつくして疲れ果てるっ!そんな感じ。
さらにまた。身長よりもずっとデッカイ巨大な筆でガアアアアアアアアザアアアアアアドワアアアアアアアと一筆書きした、ワケわからんけどとにかくブワブウェアと驚きたくなる書。墨の跡も猛々しく、男だぜ!なあんな世界。
ああ。和田はこんな、こんな、こんな、ものすごいエネルギーが好きです。とてつもなく、体のどっかから出てきたのか分らない、世界中の、宇宙中のエネルギーをどっかから引っこ抜いて持ってきちゃったようなそんなパワーが好きです。そんなものに出会うと、本当に感動します。そしてそれがここにあります。それから考えると、ハゲちんのことが好きなのも、ハゲちんがそういうエネルギーを持ってる人だからなのです。あの人は「プニプニって笑って」とてつもないエネルギーを放っています。プニプニ笑ってあんなエネルギー放出できる人、他にいないもん。
そしてマーズ・ヴォルタは…マーズ・ヴォルタは混沌とした音楽で、そのエネルギーをガンンガアアアアシシシグウェアエッワアと放出しています。あああ。あまりにも凄いです。
できたら和田、マーズ・ヴォルタのライブの後ろで巨大筆もって、意味もなくマーズ・ヴォルタ〜〜〜!ってカタカナで大書きするパフォーマンスやりたいって気分っすぅ〜〜〜(笑)。ほっかむりして。オカアちゃんなエプロンつけて。
とにかく凄過ぎて凄過ぎて。全身ゾワアアアアでございます。はぁああああ。和田の苦手なフジロックで来日するそうですが、あああ、見たい。今すぐ見たい。どうすっぺ〜〜〜。誰か連れてってくれ〜〜、フジロックぅ〜。
…しかしヴォルタ中毒で(?)、今日はヘロヘロになってひまいまひた。明日はワイト島フェスのウエブ中継ですね?何時からだろう?もしかして深夜3時頃?うおおおお。辛いっ!