日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
ああびっくりした。 祖父が自分の部屋にいて足を骨折したらしい。おそらく、大腿骨。
今度こそ寝たきりかも、っていう話だけど、まぁ寝たきりになるのならなるし、 ならないのならならないという事でしょう。神のみぞ知るというか。
大正5年生まれ。92歳。 「寝たきりになったら、面倒見てもらうだけだで別にいいわ」と言ってたくらいだし、 彼にとって寝たきりになることはそんなに問題じゃないみたい。
家族にとっては、問題だけどねー。
祖母がよく言うんだけど、昔の人は年をとって身体がへぼく(弱く)なると、 だんだん寝たきりになって(だんだん、がポイント)、
寝ている人も家族が野良仕事で忙しいことがわかっているから、 朝枕元に水と食べ物を用意してもらって、昼間は大人しく静かに寝ていて、
(再び歩けるように訓練するとか、治療するとかそんな概念がそもそもなくて)
時がくればそっと死んでいく、そういうもんだったらしい。うちだけの話か?
祖父に関して言えば、一回大腿骨骨折やってボケかけたのを持ち直し、さらに足腰まで治って 今日まで歩いてこれたのが、奇跡というか、まぁフシギなくらいだから、 よくここまでもったものだ、とわたしは思う。
今まで楽しく動けて、よかったじゃん。と思う。
親戚(彼の娘や息子、わたしの父の兄や姉たち)にとって これは我々家族(つーか、わたしの両親)の不手際ってことになるけどそこまで面倒みきれんよ。
どんなに気をつけても転ぶ時は転ぶからね。
外野がなんやかんやと言うかもしれんけど、今まで歩けて好きなことを好きなように のびのびやってたことのほうが「奇跡」だったんだとぜひ認識していただきたいものです。
彼は体重がものすごい重いんだよねー。
身長はそんなにないんだけど、堅太りっていうのか、肉密度が普通の人と違うような気がする。 泳げないって言ってたし、カナヅチなのも頷けるわ。
とにかくいろいろ、これからだなー。 力になれることはなんでもするのだ。
inu-chan
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