日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
2008年11月04日(火) |
オイオイオイコラ +追記 |
隣の小娘(カバ子と命名)が、
夜 中 に ア パ ー ト の 部 屋 の 中 で
ド リ ブ ル し て る よ 。
この弾み具合、小さめのバスケットボールといったところでしょうか。
えー、いま、草木も眠る午前2時4分。
こ の バ カ め ー 。
あ、ちがった。
こ の カ バ め ー !
と、心で強く念じておく。うむ。念ずれば花開く。
ってか、inu-chanは今もって半べそ状態で相変わらず英文和訳をしている。フフフ。アハハ。 今夜は徹夜ね。 そして4時半にはバイトに出勤ね。
…お前この3連休なにやってたの?と自分に問う。 フフフ。アハハ。
愚図ー。
追記
祖父は骨折してから入院するまで、いろんなタイミングが重なって2日近く要した。
そして入院してから手術するまでも、連休に入ってしまったのでやはり2日を要した。 ところが入院してからずっと、つまり48時間、一睡もせずしゃべり続けているという。
手術の間も、ずっと何かをしゃべっていたそうだ。
まるで人がいて会話しているような、でもやっぱり独り言のような、 何を言っているのかはよく分からない内容らしい。
あと、入院するまでは、運んでくれたデイサービスセンターの所長さんのことも、 病室に顔を出したおばのことも、 わたしの両親のこともちゃんとわかっていたそうなのだが、
今では誰のことも認識しないし「なんで自分がここにこんな風に寝ていなきゃならないんだ」 と言って、ベッドから起き上がろうとして全身に汗をかく勢いで首を持ち上げているという。
考えてもみると、ようするに知ってる人のいない知らない場所へ放り込まれて、 自分の意志ではなくベッドに固定されてしまったのだから、 (この場合の固定は、手術までの間のやむを得ない処置。骨折しているのに動き回ろうとするのを防ぐため)
そりゃ、怒るよなぁ。
見当識障害というのがどういうことで、そしてそうなってしまうことで誰より当人が 一番悲しくて辛い、というのは、こういうことなのかなぁと祖父の話を聞いて思った。
さすがに術後は先生が「本人も疲れていますし、薬を使って眠らせます。」とのことだったから 今日は夕方から眠ったそうだ。
老いることで身の上にどんな変化が起こりうるか、それをわかっていたって わからなくなっちゃうのが「老い」なんだからなぁ。まいる。
自分だって、知らない人ばかりの場所に行って、安心して眠れるってことはないよなぁ。 いつもの居場所に帰りたいと思うなぁ、きっと。
相手が誰か、ここはどこか、今はいつか、ゴハンは食べたのか、 それらを認識できないってのは大変なことだ。実感。
最初大部屋だった祖父は、今はナースステーション脇の2人部屋に移された。 そして同室の女性は常に「誰かー、誰か、助けてください」と言っていると聞いた。
その女性にとっても、病院は「どこか知らない場所」なのかもなぁと思った。
inu-chan
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