日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年11月20日(木) 内田樹さん・酢豚

内田樹さんのブログをいつも読みに行く。懲りずに、そして修行のような面持ちで。

わたしにとって興味のあることや、知っておいた方がいいことや、知りたいことなんかが、
独特の複雑な文章で綴られているので見逃せないんである。

なんていうのかしら、読み飛ばせない文章というのかな。

丁寧に書こうとすると、恐らくこういう文章になるんだろうなと思う。
私があの文章を書こうと思ったら、通常の数倍の量とスピードで
脳が栄養を消費するに違いないです。

…ものすっごくお腹が空きそう。

そうそう、内田さんのブログ。

1回読んだだけじゃ内田さんが主張または表現なさることの正体?がよく飲み込めないのだけど、
1回読むと言わんとすることだけはなんとなくわかるから、

ああああああ。知りたい!知りたいけどよくわかんない!と思って落ち着かなくなる。

落ち着いて、2回目を読むとようやく「うんうん」って理解できる。



そこまでちゃんとやると、すごくいい気持ち。
でも反対に、さらっと読んでやめた日にゃ…。モヤモヤする。最高にモヤモヤする。

だから、「読む気」で行かないと、大変。


昨日は友達姉妹が遊びにきた。
若いお客さんがいらっしゃるのなら、1人じゃ食べないメニューがいいなぁと思い、
クックドゥのレトルト使って黒酢酢豚を作った。

パインの小さな缶詰が売ってなかったので、生パインの切り身を買う。
おつとめ品(まだじゅうぶんおいしく食べられる)があったのでお得に買えた。
ああ、お得って、いい気分だなぁ。

お得 make me happy.って感じ。

国産豚モモブロックの赤みを贅沢に切って使ったので、非常に豪勢な酢豚になりました。

茨城県産ピーマンは、隣にあった別の山のピーマンよりちょっと割高だったけど、
色が濃くてつやつやしてたから「絶対美味しい」と思って買ったら正解。
甘みがと旨味が濃厚で、歯ごたえもよくてすごくおいしかったー。


お客さんらは、ゴハン前までは賑やかにしゃべっていたのだけど、
ゴハンになったら突如…チーン…って感じで押し黙ってしまったので、

「何何!!どうしたのっ?なんでそんなに静かになるのっ」と聞いたら
「おいしいものを食べると黙ってしまうのよ…」と言われる。

それは嬉しいお言葉をありがとう。
でも沈黙の食卓は非常に変な感じだった。笑える姉妹だ。


たまには豪勢なゴハンもいいなぁ。
人が来るってのは、代わり映えのない日常に変化があっていいと思った。
ましてや目が合った瞬間から縁が腐れていた人とその妹なので、なおさら楽しいわけで。


inu-chan