日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年12月25日(木) 大きくなってゆく弟

夕食を食べながら、自分が算定した以上にボーナスが出たのが嬉しくて嬉しくて、
んでそのボーナスで地デジのテレビを買って楽しく生きている弟が、
とつぜん、

「姉ちゃん、就職はどうするの?」と聞いて来た。


おまえかつて我が家で一番、箸にも棒にもかからない人だったのに、
姉にそんな質問してこれる立場になったと思えるよーになったんだねぇ。と感無量になる。

うむ、つまり今わたしが我が家で一番、箸にも棒にもかからない
困った人なわけだな。あはは!


就職はするに決まってるだろー。と答える。
就職難だし難しいかもしれないけど、自分1人だけのことだからなんとかなるよ。

あ、こっちに帰ってくるつもりはないから安心しなさいねー。と言ったら嬉しそうだったので、
ああやっぱ姉ちゃんは家を出てよかったなぁと思った。


弟がのびのび暮らすには、私は近くにいないほうがいい。
彼が彼らしく、家族を気遣い、家族の一員としての役割を果たすには、姉はその群れに
一緒にいないほうが健全にことが進むのだ。

なお、その他に、
わたしがのびのび暮らすには、父と同居しないほうがいい。というのもわかってきた。
あいつ…、親だけど若干宿敵。似過ぎるから。ほんとに。もう。

なので姉ちゃんはこっちには帰りませんよ。
ご安心めされ、弟よ!


大人になるときょうだいの関係も変わってくるから、面白いね。


inu-chan