日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
夕食を食べながら、自分が算定した以上にボーナスが出たのが嬉しくて嬉しくて、 んでそのボーナスで地デジのテレビを買って楽しく生きている弟が、 とつぜん、
「姉ちゃん、就職はどうするの?」と聞いて来た。
おまえかつて我が家で一番、箸にも棒にもかからない人だったのに、 姉にそんな質問してこれる立場になったと思えるよーになったんだねぇ。と感無量になる。
うむ、つまり今わたしが我が家で一番、箸にも棒にもかからない 困った人なわけだな。あはは!
就職はするに決まってるだろー。と答える。 就職難だし難しいかもしれないけど、自分1人だけのことだからなんとかなるよ。
あ、こっちに帰ってくるつもりはないから安心しなさいねー。と言ったら嬉しそうだったので、 ああやっぱ姉ちゃんは家を出てよかったなぁと思った。
弟がのびのび暮らすには、私は近くにいないほうがいい。 彼が彼らしく、家族を気遣い、家族の一員としての役割を果たすには、姉はその群れに 一緒にいないほうが健全にことが進むのだ。
なお、その他に、 わたしがのびのび暮らすには、父と同居しないほうがいい。というのもわかってきた。 あいつ…、親だけど若干宿敵。似過ぎるから。ほんとに。もう。
なので姉ちゃんはこっちには帰りませんよ。 ご安心めされ、弟よ!
大人になるときょうだいの関係も変わってくるから、面白いね。
inu-chan
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