日々日記
いちらんふるいあたらしい


2008年12月27日(土) 年齢と人格は比例して成熟しない。

ちょっと覚え書き。忘れないように。
面白くないから読まないほうがいいかもです。


祖母、祖父の入院中に4回、祖父の入院する病院に行っているが、
一回も祖父の病室に顔を出さず。

ちなみに病院に行ったのは実弟を見舞うため。なお実弟は祖父と同じフロアに入院していた。

このことについて、クリーンスタッフとしてその病院に勤める娘(父の姉)に
ものすごく叱られたが「俺は(反論せず)黙っとった。黙っとったぞ。」とあとでぽそっと言う。

悪かったと思っているのか、いないのか、全然わからない発言。
少なくとも、叔母の忠告は徒労に終わったことは確か。


26日、祖父が退院。
車いすでの生活になるので、スロープの設置や、簡易トイレの設置、
退院の手続き、祖父の部屋のしたくなどで朝からてんやわんや。

祖母、朝から一切タッチせず、こたつで寝ている。
それはいい。身体がきつければ動かなくてよし。

問題は、祖父が帰ってきてから。



夕食時、祖父の顔をいまいましげに睨みつける祖母。
祖母、そんな目で家族を見ちゃいけないよ。

なお、祖父と祖母は食事のとき、
机の角を挟んだ隣に座る。祖父の右に祖母。祖母の左に祖父。

普段からその傾向はあったが、今日はことさら祖母が意地悪。

祖父のそばから自分のおかずや、取り皿、茶碗、湯のみなどを遠ざけ、
最終的に、祖父に背を向けさもいまいましげに食事をとり始める。


祖父に背を向ける理由は、祖父の食事のマナーが悪くて食事をとった気がしないから、
との話であるが、入院していて身体の自由がきかない人の食事マナー(92歳)を
あれこれ言うのも実に大人気ない話である。

ちなみに食事マナーに関して言えば、
祖母は口を開けて音を立てて食べる、手をあてず平気で咳き込む、
噛んでて噛めないものを皿の上に出すなど、彼女もたいして行儀良くない。
祖父とどっこいどっこいである。

しかし、自分のことは彼女にとってあまり問題ではない。

このへんの矛盾を指摘すると「みんなで俺をきめる(悪く言う)」言って
親戚中に電話をする。べつに、もう気にならないから、いいけど。


ちなみに、食卓についた祖父をものすごい目つきで見ていたので、
「これこれ、それは退院して帰って来た亭主を見る目つきじゃないわよ」と言っても、
全く聞く耳もたず。


しかし、みんなが「じいちゃんじいちゃん」と祖父の世話をやくので、
それがたいそう気に入らないらしく、通常よりよけいに「俺様的振舞い」が増える。

…この忙しいのに面倒を増やすんじゃありませんよ。

あ、ちなみに、26日に退院してくるまで
祖父が車いすの生活になることも祖母は知らなかったなー。
本気で一切ノータッチなのだ。興味がないのだ。すげーよ。マジ勇者だよ。


あのねー、じいちゃんは骨折をしてだねぇ、いろいろ大変なんだよ。
なのであなた、もすこし大人になってくれや。

と言っても聞かず。

やれやれ。


退院して来た祖父を、祖母があまりにいじめるので、
「ここまでだったとは」と父が驚き、若干凹む。

そんなの今に始まったことじゃない。はなからああいう人ですよ。
だから凹むことはない。と励ます。

そんなことでダメージ受けてるばあいじゃないわよ。


というわけで、慣れ過ぎた日常だけど一応記録に残しておく。
こういうつまんないことはどんどん忘れていっちゃうからねー。


inu-chan