日々日記
いちらん…ふるい…あたらしい
最近、親孝行とか、父母と自分の関係について考える。
父は、まぁ好きだけど、母よりは好きじゃない。(きっぱり)
というか、父との関係性(父との会話のジャンル、通じ合う度合い、会話の時間帯など)の 種類が母とは明らかに違う。とか、そういうことを考えている。
そのうち、 母もやがて死ぬ。父も死ぬ。自分も死ぬし犬のとむも死ぬと思ったら、 生きてる間にたくさん話して、たくさん近くにいようと思ったので それを実行している。
「あなた実家に帰り過ぎ」というご意見も聞くが、そんなの知ったこっちゃない。
誰が困るの?少なくともやるべきことはやってから帰る。
ということは、面白くないと感じるのかなと思う。 そういうとき、人は他人に余分なことを言うんだよね。 自分も気をつけよう。
ゆうべ卒業していった友達から深夜に電話があった。 笑い声満載だけど心は泣き濡れていた。
職場ですごくハードな業務を課せられていて、しんどいという。 でも、がんばらなきゃ、と言う。
毎日毎日もうこれ以上頑張りようないというくらいないやって疲労困憊なのに、 それでも頑張らなきゃと思ってどんどん自分を削っていく。
その健気さと、「できません」が言えない彼女の性格が気の毒で、しんみりする。
他人に簡単にギブアップと言えない性分なのだ。
話を聞いていて、たしかに人員不足で彼女の仕事量が増えてると思うけど、 上司の思惑は「もうできません」と彼女に言わせることなんじゃないかと思ったりする。
心がいっぱいいっぱいだから、ごはんは喉を通らなくて、休めるはずの休日も 全て仕事の準備に使って、必死で回転させていくのもすごいが、 もうできません、を言うのこそ実は最大の度胸が要される。
今の状態の彼女の場合、そっちを言う方が遥かに大変なんだと思う。
そんなこんなで、しょげ返った電話を切ったあと、 母におやすみを言ってから寝ようと思ったが、母すでに就寝で繋がらず。 さらにしゅん…とした気持ちで寝る。
すると明け方、母にものすごく邪険にされる夢を見て泣いた。
泣き始めるとなんだか夢もエスカレートし、母はどんどんわたしを邪険にした。
よくよく考えると実際に母に拒絶されたり邪険にされたことは一回もなかったので、 夢とはいえその体験はショックが相当大きかったようで、 目が覚めてからもえぐえぐと泣いた。
あんまり悲しいので母に電話したらもう職場にいて、 「アハハ、そんなことないから大丈夫だよ」と笑われた。
でも考え方を変えると、友達の泣きたい気持ちを貰った気もする。
がんばる彼女が、いい塩梅にぽっきり折れられたらいいなぁと思う。
inu-chan
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