バイト先にいる私。 どうやら私は、ピアスの穴をあけたらしい。 耳には、赤くて小さな石のピアスがついていて、でも、もうひとつの、まるでかんざしのような大きいものと付け替えたい。 でも、耳の穴は、小さな穴でしかなく、そのかんざしのようなピアスは、先がヘラ状になっていて、どう考えても、耳にはつけられない。 紅子さんに、「紅子さんは、ピアスの穴あったよねぇ?」というと「私はないよ。ほら、もうつけてないから」と言うので、耳を見ると、たしかに、穴はもう埋まってしまっていた。 私は「そうだったのかぁ、いやね、いつはこのピアスつけたいんだけど、どうやったらいいかね?」と聞くと「これは、耳にはつけられないやつだよ」と言われて「あ、そうなの!?」と驚く私。
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