深海図鑑

2002年02月13日(水) 転校生

私は転入生で、新しい学校の、新しいクラスに入った。
そこでは、朝に、薄い問題集と、回答用紙が一枚渡される。
その問題集には、いろいろな教科の問題が少しづつ載っていて、みんなは、休み時間も、せっせとその問題を解いている。
私はわけがわからず、「これは今日中にやらないといけないの?」と隣で問題を解く女の子に聞くと「そうだよ。終わらないと帰れないの」と言われて、慌てて問題を解く。
終わった人から、先生の机に、それを提出して、どんどん帰っていく。
私は、その問題がまったくと言っていいほど解けず、泣きそうになるけれど、友達にも聞けないし、先生にも聞けない。
教室の中には、テストの時のように、ただただ、みんなが鉛筆をたたく音と、紙の擦れる音だけ。
途方に暮れる私。

昨日も今日も、嫌な夢で目が覚めた。
昨日の夢は、リアルすぎて、思い出そうとすると、混乱してしまうので、かえって書けない。
怖い夢。


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